テラーノベル
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続編待ってます とかありえん嬉しいこといっていただいたので もちろん書かせて頂きます
彼の活動や未来を邪魔したりしないために彼とは再開しないときめたものの
彼をおもいつづけることには変わりないため俺は毎日欠かさず彼のSNSをチェックしたり
出演する番組は必ず見るようにしようと思う
あのあと 泣きながらも彼の歌声を見届け
仕事もあったため 最後まで番組を見切らず
そのまま準備し 出勤した
彼に告げずに別れをしたあの時以来
彼を思い出さなかった日はない
今ももちろん そんな日はない
でも 今朝の情報番組を見てから
毎分毎秒のように 彼を思い出す
決心の奥底では 俺の気持ちが大きくなっていることには 気づいていた
でも 俺は 目指した夢は諦めないのと同じで
決めたことは 曲げない
決心していたことを 心の中で 上書きするように また決心する
集中できなかったと言われればそんなような気もするが 仕事を終え 帰宅する
いつものルーティンを崩すように
帰宅してすぐテレビを付け スマホを眺める
すぐさま 彼のSNSをチェックする
その時 今朝の情報番組が ファンによってSNSに投稿されていた
そう言えば最後まで見切れてないなと思い
最後の方だけ流し見する
その時
彼がなにか呟いているのに気がついた
俺はその箇所をループ再生させるかのように何度も巻き戻し 見返した
絶対何か言ってはいるが 何かは分からなかった
気になった俺は ファンのつぶやきやコメントを見漁った
そして 俺は目を引く コメントを見つける
『私 生まれつき難聴で読話できるんですけど、 多分これ』
『はやと っていってると思います』
「え」
自分の名前が書いてあることへの驚きよりも
彼がまだ自分と同じ気持ちを抱いているという驚きよりも
1度だけだが彼に懇願した願いを数年越しに叶えてくれたことに対しての驚きと嬉しさだった
俺は
考えるより先に体が動いていた
彼がどこで活動しているのか調べ
次の日には あのとき引っ越して以来ずっと
過ごしてきた九州に別れを告げ
職場に退職届を提出した
突然のことに驚かれはしたが 俺の行動を尊重してくれる 優しい人ばかりだったため
心の残りや不安を感じることなく退職することができた
飛行機のチケットをとり
彼のいる 東京へ 向かった
「ついた、」
彼が東京のどこにいるのか何もわからないままきたため 着いたはいいものの
どうしようか戸惑う
貯金全てを抱えて東京まできたため
お金に困りはないがこれから仕事なしで
やりくりしていくには不安がある
住む所も何も考えずにきたな、
そう思っていると誰かから話しかけられた
「あの すいません」
「私 こういう者なんですけど お兄さんすごい顔整っててかっこいいんで こういう業界もし興味あったら 連絡ください」
「えぁ、はい ありがとうございます」
そうお礼をいうと 彼はすぐ立ち去り次の人へ向かった
いわゆるスカウトというやつか
九州では1度もされたことがなかったため多少驚きはしたが
名刺を貰った瞬間 連絡しようと思った
だが彼の事務所は音楽や映画、舞台を強みとした事務所
俺がスカウトしてもらったのは俳優、モデル、アイドルなどを強みにしている
彼と会えるのか 会えなくても彼を肉眼で見ることができるのか
わからないけど 彼と会えるかもしれない可能性を秘めているものには なんでも飛びつきたくなった
俺は後日 面接をし 無事入所することができた
初めての事ばかりで正直 彼と出会うために始めたこの仕事に苦痛を感じる時もあった
でもなんとかだが様々なことを乗り越えた
仕事も安定し 住むところもできた
でも 彼と会うことはなかった
一方的に追い続けるだけ
あいたいよ 仁人
一度は自分から離れてしまった
けど 離れてからも大きくなる一方で
小さくなることのないこの思いを
数年越しに 伝えたいよ
そう考え 想いを抱きながら
彼の所属する事務所の前を歩く
遠回りになるが毎朝通っている
彼と出会すことは1度もないが
彼との距離が近くなる感じがするため
欠かさず通る
いつも通りだった
毎日想っていた
今日は特別気持ちが強かったとかではない
本当に
いつも通り。
でも 俺の瞳に映るその光景だけは
違った
いつも見ている何の変哲もない
十字路の角から
彼が現れた
漆黒のように黒い色をしているのに
艶があり綺麗な髪の毛
白くもちもちとした肌
俺は判別し切るより先に 声が出る
「綺麗…」
彼との距離は1、2mほど
少しの囁きや呟きも聞こえてしまう距離
俺が呟いたその瞬間
彼と初めて会ったあの時の映像が流れたかのように
あの時と同じように
彼が体をしっかりと回し振り向き こちらを見た
間違いない 仁人だ
はは、笑 あの時と同じみたいに目見開いてるじゃん 笑
ほんと変わってないなー、笑
心の中ではそう笑っていた
でも俺の目から大きな雫が何度も零れ落ちていた
「は、。」
俺がこんな所にいるから驚いてんのかな
それとも俺と久しぶりに会えたから?
違う 俺が泣いてるからか
「…はやと、?」
あぁ、 なんで今になって名前呼ぶんだ
あの時ははぐらかしてその場を立ち去ろうとするほど拒んだくせに ずりぃよ、
涙が止まらない
その時彼は俺に駆け寄り
その綺麗な指の腹で俺の涙を拭ってくれる
「久しぶり、 はやと。」
今まで当たり前に呼んでいたかのように
俺の名前を呼んでくれる
「覚えててくれたんだな、笑」
彼のことを1秒たりとも忘れた時はない
「忘れるわけないでしょ?笑」
彼も俺と同じ気持ちだった
そんな嬉しさよりも あの時のことを謝りたかった
「仁人、 あんときはごめん、」
「何も言わずいなくなったし 約束破ったし」
「ほんとごめ…」
謝ろうとしたその時
彼が俺を優しくでも想いは強く抱きしめる
「あいたかった、」
小さく綺麗な声で呟く彼
「俺、勇斗が なれるよって 仁人なら絶対って 言ってくれたから 頑張ったよ」
「俺 なれたよ 歌手に」
「勇斗の思うような 綺麗で感動するような曲を歌える歌手じゃないかもしれないけど」
「でも、勇斗と一緒に唱えた」
「この夢だけは諦めれなかった」
彼は俺なんかよりずっと 強くて
俺の放った言葉ひとつひとつを大事に
目指した夢を諦めず 努力してた
「ほんっと、すげぇよ 仁人」
俺の涙は止まることを知らないみたいだ
「勇斗もう泣かないで笑?」
知らなかったことを教わったかのように
ピタリと涙が止まる
「勇斗のおかげで 夢叶えれた」
「会えなくなっても 俺の前からいなくなっても 俺の中での勇斗が生き続けてたからかな?笑」
なんでそういう事 平気で言えるのかな
なら俺も
俺の奥底に秘めていた
大きくなる一方だった
あの気持ちを
「仁人 大好き」
「はっ、」
綺麗な目を涙で更に輝かせながら言う君
「…俺も 大好き、。」
その後 彼と連絡先を交換し
涙目になりながらも仕事へ向かってった
俺は涙の跡を擦り 秘めていた思いを公にしていくかのように 笑顔で歩き出す
「あー 懐かしいね笑」
「でしょ笑」
「てか勇斗に聞かせたかった新曲のやつ
リリースしたんだよね」
「藍っていうやつ 知ってる?」
「知っとるよ笑 俺歌手になった仁人初めて見た時に聞いた曲 それだもん」
「え”っそうなの!?」
「おう そうだよ笑」
「なんか今更になって勇斗が何も言わず引っ越したことに 腹たってきたわ笑」
「なんでだよ!笑」
「まあーさ 勇斗と出会った時から思ってはいたけど いなくなってから更に気づいたんだけど」
「やっぱ俺にとって すげえ」
【大きな存在】になってたわ。
END
私タイトルを最後に入れるの好きなんですよ
分かりやすくてすいません笑
想像してたような続編じゃなくて期待外れ
だったらすいません。
ここまで読んでくださりありがとうございました
コメント
2件
あのすごく上から目線すぎる発言だってわかってるんですが見つけてしまいました、、、🪽🪽🥹 大好きです作品も雰囲気も文字の選び方とかもぜんぶ大好きです💖💧 応援してます❤️🔥 頑張ってください💝💝