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青薔薇屋敷の住人達

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青薔薇屋敷の住人達

1 - 第1夜 『青い薔薇が咲く屋敷』

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2024年03月28日

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『青い薔薇の不思議な屋敷』

街外れにあるそれはそれは綺麗な青い薔薇だけが咲く庭園に黒いお屋敷があったそのお屋敷には魔導師の女性と魔女の女性そしてその二人が契約した悪魔、精霊、と神様が住んでいた。

ある日魔導師の女性はいつもの様に庭園でお茶を嗜んでいた。

紅姫「はぁ…今日も平和なのはいい事だ…後はどっかの誰かさんが魔女界でなにかしなければいいけれど…」

ロゼリア『そうだな私もその意見には同意だ…なにもない事は平和の証だ』

魔導師の女性が首に下げているひし形の紫色の宝石からの声に魔導師の女性は頷く

紅姫「全くだね…『ロゼリア』後は午後からの依頼を片付けなくてはね」

『ロゼリア·フロストローズ』魔導師の女性と瓜二つの顔をもつ精霊堕天使だ普段はひし形の宝石の中に身を潜めているがいざという時、そして魔導師の女性と二人きりの時に姿を表す。魔導師の女性の心を支える良き友である

ロゼリア「ところで『紅姫』午後の仕事はどんな内容なんだ?私の力が必要か?それとも精霊達に頼むのか?」

『紅姫』本名は紅 紅姫(くれない べにひめ)魔導師と言うのは彼女の事そしてこのお屋敷の主である

紅姫「そうだね…いつもの魔導書の整理だから図書館に籠る感じだから、外仕事は精霊達に任せようとは考えているよ。それに『アニエス』は今魔女長の仕事で魔女界に遠出してるからね悪魔達もそれについて行ってるから私の出来る範囲でやろうかなとは思ってる。」

ロゼリア「そうか、それならいいあまり無理されては皆がお前を心配するからな。」

紅姫「わかってるよ、ロゼリア…気をつけるよ。」

ロゼリア「だが今は休む時だ仕事はそれからでも遅くはない」

紅姫「そうだね。」

『アニエス』本名アニエス·クラエス

幼少の頃は病弱で屋敷から一歩も出る事は出来なかったが、医者でさえも手の施しようのない病で治療法として霊鳥:八咫烏(ヤタガラス)の依代になる事で完治すると言われ幼いアニエスは一人八咫烏が眠る祠へと訪れ八咫烏の依代となりそして病は完治したそしてその八咫烏がもつ丸い宝石に手を出した瞬間自分と瓜二つの顔をもつ魔女が表れその魔女の力を得て今に至っている

?????「姫〜街の人からの依頼だよ~」

紅姫「アストレア?依頼って?」

『アストレア·フリーズ』大精霊の一人で『氷の力』を司る精霊、紅姫を支える契約精霊の一人、性格は人懐っこく頑張り屋さんちょっとおっちょこちょいな一面をもつ精霊である

アストレア「あのね、街の人が怪しい魔導書を見つけたから見て欲しいってそれとね西の街で魔獣討伐の依頼が1件入ったよ。」

紅姫「知らせに来てくれてありがとうレアそうね…『シグレ』と『レオン』を呼んで来てあの二人なら西の街の地形詳しいから」

アストレア「わかった〜呼んでくるね!」(兄達を呼びに屋敷の中へ入っていく)

『シグレ·キリサメ』

大精霊の一人『水の力』を司る精霊性格は真面目の常識人で関西弁で喋る青年彼も紅姫の契約精霊である

『レオン·エンラ』

大精霊の一人『炎の力』を司る精霊性格は自由奔放だがシグレとは真逆の非常識人だが努力家の青年彼も紅姫の契約精霊である

シグレ「お嬢、レアの話やと西の街で魔獣が出たらしいっすね」

紅姫「そうなんだ、いつもの事ながら君達に頼むことになってしまってすまない…」

レオン「謝る事ないっすよ!オレ等に任せてください!な、シグ」

シグレ「おうよ。まぁお嬢、大船に乗った気で待っててください、お嬢はお嬢で魔導書の処理っちゅーお仕事があるんやからそれに集中してくだせぇ」

紅姫「わかった、ありがとうじゃあ二人共頼んだよ。さて…リア私達も仕事に入ろうか」

ロゼリア「そうだな、人々の平和の為に私達はあるのだからないつものお前の言う『人助け』を始めよう」

そして、ロゼリアはひし形の宝石に戻り紅姫は自身の魔法で作り出した魔法の扉で二人の大精霊を西の街へと送りアストレアが持ってきた魔導書の解析へと屋敷の図書館へと向かうのだった…

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