はい、では分からなかった人用という訳でも無いけど解説書いていきます!
えー、まずここからは前回と同じ文章になるのですがヒントになる部分を太字にしますね。
真夜中、一方通行の山道で車を走らせていると前方にぜぇぜぇと息を吐きながら走っている女性を見つけた。車をその女性の少し前で停まってから女性に
「どうかしたんですか?」
その女性は私を見ると
「く、車っ!やっと、助かるっ!」
と安堵した表情でその場に座り込む。
これは介抱した方がいいか、と汗や汚れで汚くなった服を一応、と思い今着ている服の上に上着を着る。
「兎に角、車の内に入りましょう、ここじゃあ風邪をひきますよ」
と優しく語りかける。そうするとこくこくと女性は頷き、立ち上がる僕は疲れきった様子の女性を介護しながら車に乗せる。
「何があったんですか?あんなに急いで」
そう聞くと
「殺人現場を……見てしまったの」
そう彼女は言った。
彼女曰く、この山の山頂には山小屋あり、いつも彼女はこの山道を歩いて山小屋に行き、少し休んでから山道を下るらしい。
その山小屋で休もうと中に入った時、山小屋の裏手から叫び声が聞こえたので見に行くと全身血塗れの男が立っていたらしい、その後ろにはその男性と同い年くらいの人が座り込んで居て血塗れの男性は両手で自分を拘束しようとしてきたのだ、と教えてくれた。
「へぇ、そうなんですか」
そう言うと
「なんでそんなに楽観的なんですか!」
と女性は怒ってきた。なので僕は
「よく考えてみてくださいよ。貴女───」
貴女と言ってから僕はすぅっと大きく息を吸う、グィッとアクセルを強く踏みながら
「殺されますよ」
そう、告げた。
えーはい、分からない方も多いかも知れませんがこの山道は一方通行、簡単に言うと山小屋方面からしか車が来ません。
ということはこの車は山小屋から来た可能性もあります。
それに何故『汗』だけでもいいのに『汚れ』とも着いているのか…それは血痕の事です。
男性は『両手』で彼女を捕まえようとした。
男性は人を殺して居るのだから凶器を持っているはずです、それに殺されたのは恐らく女性がその場に行く数十秒前。
凶器を持っていない方がおかしいのです。
(↑これは僕の主観です)
という事は後ろに座り込んでいた人間が血塗れの男性を殺そうとした、でも彼女に見られた為に車で追いかけてきた。
彼女は血塗れの男性が犯人だと思っている為に安心して車に乗ってしまった。
その後に『アクセルを強く踏みながら』という文章がある、今の車は恐らくとても早い速度で走っている。
彼女が逃げる事はもう不可能だろう。
というお話です。
初心者なので下手ですがこれからも読んでいただけると嬉しいです。
では、皆様良い1日を!さようなら!
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