コメント
3件
無一郎めっちゃ塩!w
大分今回はセンシティブな用語があるので無理な方は視聴をおすすめしません
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ー時透sideー
「師範!朗報です!」
『急になに』
優草が襖を勢い良く開けてそう言う
「なんとなんと!師範と私が合同任務をすることになったんです!」
『朗報の意味を履き違えてない?』
「ちょっと!嬉しくないんですか!」
別に優草と合同任務をやらなくとも大抵の鬼はすぐ片付けられるし…
『逆に、柱に任務が任せられるほど強力な鬼が出たの?』
「そ、そうみたいです…!十二鬼月の可能性があるとか…!」
『なら簡単だね。君は足手まといになるだけなら行かなくていいよ』
確かに優草は一般隊士と比べたら強いけど柱の力には遠く及ばない
「ええー!だけどお館様の命令ですしー!」
『お館様の…?なら簡単だね。行こうか』
「手のひらくっるくるですね」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「えぇっと!今回は花街っていう場所に出没するようです!」
『花街…?なにそれ』
「う、うーん…。まぁ、色んなお店や女性達が沢山いる街ですよ!」
『…そう』
「それと!行っても違和感が無いように女装もするようです!」
『馬鹿じゃないの?』
「馬鹿じゃないでーす!上からの命令でーす!」
女装なんか人生でも最もしたくないんだけど
「私だって最初抗議はしたんですよ?だけど私って権力持ってないじゃあないですか?」
『君って本当役に立たないよね』
「うるさいですね!」
「とーりーあーえーず!化粧をしてくれる人が3丁離れた人里にいるらしいので行きましょう!」
『3丁なら余裕だね。走っていくよ』
「はーい!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「おやおや!紗奈ちゃん、久しぶりだね〜」
「お久しぶりでーす!」
優草と変なおじさんが挨拶を交わす
『知り合いなの…?』
「はい!昔お世話になった人なんです!」
『そう…』
「とりあえず!お化粧しましょ〜」
今からでも逃げ出したいな…
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「し、は、んー!女装の調子はいいですかー?」
『なに女装の調子って…』
「お、おお…!流石元がいいだけありますね!あとおじさんは?」
『髪を結ぶ紐を持ってくるって』
「そ、それじゃあ師範のつむじが見えるってことですか…?!」
『着眼点が気持ち悪いから死んで欲しいな』
「ちょっとした冗談ですってー!」
本当だったら気絶させて海にでも放ってやろうとしてたな
「…あ!そういえば、私の格好どうですか?!」
『何どうって…』
「だーかーら!可愛いですかって!」
『別に、そこら辺に良くいる格好してるよ』
「その返事が1番傷つくんですけど…」
『君って面倒くさいね』
「師範もですけどね!」
この会話を僕達はこれから何回もして行くのだろうか
…普通に嫌だな
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ここが花街…!」
『…本当に店や女が沢山あるだけの街なんだよね?』
「そ、そうですよ!」
…にしてはおじさん達多い気がするんだけど…
「と、とりあえず事情聴取ですね!私は西の方に行ってきます!」
『うん、分かった』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ー優草sideー
師範にはバレてないよね…?
この街は女と男の美恵と欲の街
花街
まぁ、遊郭と似たところです!
だから行きたくはないんですけど…
なんと、この街に十二鬼月が出現して師範と私が倒せないといけなくなったんです!
だけど師範と合同任務なのでどんな事でもこなせちゃう気がしています!
とりあえず!事情聴取ですね!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『すみませんー!』
「おや?可愛らしいお嬢さんだねぇ」
私はとりあえず近くのおじさんに声をかけた
「鬼の出没かい…?聞いたことはあるけど見たことはないねぇ…」
『そうですか…その噂が出たお店を知っていますか?』
「店?店は確かあそこの餡蜜屋だった気がするよ。別嬪さんがいることで有名でねぇ」
『なるほど!付き合ってくれてありがとうございます!』
餡蜜屋かぁ…!
ついでに私も何か食べちゃおうかな?
「…ちょっとそこの君」
『はい?』
お店に入ろうとするとあまり私と歳が離れていなささそうな人が立っていた
「君、可愛らしい顔立ちをしているね…。良かったらうちの店来ない?」
な、なるほど…ここにはこういう事も起きるのか…っ!
『ちょっとそれは…。私、少し用事がありまして!』
「大丈夫だよ。とりあえずうちの店に来てくれないかな?」
『だから用事が…!』
ここは実力行使…?だけどこの人ただの一般人かもしれないし…
「…君、鬼殺隊士だよね?」
『そ、そうですけど…。てか!なんで分かって…っ』
「あはは。僕も前は鬼殺隊士でね。階級は丙だったんだ」
『ひ、丙…?!』
うぐぐ…っ私より1つ高い…っ
『だ、だからなんなんですか?』
「僕は君みたいな人を探していたんだ」
『は…?』
「僕も鬼殺隊士を辞めたがまだまだ現役だよ…。だから…」
男の人はそう言うとグイッと物凄い力で私の腕を引っ張った
『ちょ、ちょっと!やめてください!』
「さっき言ったよね?僕は階級が丙だって」
だとしても…っ!
私も鬼殺隊士だ…っ!力にだけは自信があるっ!
「くそっ!女の癖にっ!さっさとヤらせろよ!!」
私は男の人の腕を鬼狩りの為の縄で縛った
『うるさいですねっ!しばらく捕まっててください!』
「くそっ!」
『あー!そこの人ー!この人!私の事強姦しようとしてましたー!』
「ご、強姦だと…っ?」
「おいおい本当かよ…」
「くそぉっ…!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「…本当、何してるの?」
『す、すみません…』
現在、騒ぎを聞き付けた師範が私を叱っています!
「はぁ…これを鬼に知られたらどうするの?」
『すみませんって!私もついつい熱くなっちゃって…それに!私はあともう少しで強姦されそうになったんですよ?!それを避けた私凄すぎません?!?!』
「別に君の貞操に興味ないんだけど?」
『ちょっと!!』
流石に師範も継子が非処女になったら少しは悲しむかと思いましたけど…
さっすが師範!そんな事にも興味無いようですっ!!
「…それで、鬼の在処が分かったんだって?」
『はい!あそこの餡蜜屋で噂が出回ったようです!』
「分かった、それじゃああそこに行くよ。…相当な事したんだからちゃんと奢ってよ」
『はーい!』