テラーノベル
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小さな約束
数日後。
部活終わりの音楽室。
「奏音」
「ん?」
窓の外を見ながら、那月が静かに言った。
「絶対、うまくなるよ」
「ほんと?」
「うん。努力してるし」
那月は少しだけ笑う。
「……それに、奏音がフルート吹いてるとこ好き」
心臓が止まりそうだった。
「な、なつ――」
その時。
ガラッ!!!
「奏音迎えに来た!」
勢いよく扉を開けた太陽。
後ろには全員集合。
「……タイミング最悪」
那月が小さくため息をつく。
「え、なんか話してた?」
無邪気に聞く奏音に、六人は顔を見合わせる。
そして同時に思った。
――この子、天然すぎる。
だから余計に放っておけない。
コメント
1件
あらあらもう、このタイミングの悪さよ!(笑)那月くん、せっかく告白みたいなこと言ったのに…。太陽くんたちがいつも通り元気いっぱいで、でも最後の「放っておけない」の一文に、みんなの優しさがぎゅっと詰まってて温かくなりました。奏音ちゃんの天然っぷりも可愛くて、続きがすごく気になります!