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🍌side
「わ、もしかして、ずっと来てなかった、、、!」
やっぱ不登校系の子だと思われてるなぁ
しょうがないんだけどさ
「ね、何が好き??」
「しゅみは?」
「なんで学校来てなかったの??」
質問攻めにあう
息がつまる
過呼吸になりそうだ
左目がじんわりと
赤く染まり始める
🐷「そんな質問攻めしたら困っちゃうでしょー」
「はっ、ごめんね!いきなり絡まれても困るよね」
「そうだそうだー!」
「いやあんたも質問してたでしょ」
笑いが起きる
きっとクラスの人たちは仲がいいんだろう
そんななかに急に異分子がはいってきたら
みんなどう感じるんだろう
考えるだけでぞわっとして、
目がまた赤くなり始めてしまう
🐷「おい凛、お前の席ここだって」
ほんとなんなのあいつ
やっぱ学校でもいい子ぶってたか、と
心の中で毒づく
本当はありがとうとかいうべきなんだろうけど
あいつには言いたくない
隣の席の子は
一軍女子っぽい、めちゃ陽キャの女子
「私、明石光!よろしくね~」
あいさつをしないと、
と思うが
声が出ない
「?、まぁわかんないことあったらどんどん聞いてね!」
黙ってうつむいてしまう
やっぱり高校から変わるなんて
できない
そのまま数時間が経ち、
5時間目の移動教室の時間になった
場所は職員室の近くだというのが分かってるので
多分自力でいける
トイレを済ませて教科書を取りに教室に入ると
明石さんたち、陽キャ女子の声が聞こえてきた
「ねぇ、あの新しく来た子さ、まじでなんなんだろうね」
「わかる~!めっちゃおとなしくてさ、まじめですよアピ??
黙ってばっかでマジうざい」
「しかも芽衣くんがめっちゃ話しかけたりさ、
心配してんのに、ありがとうもなしに黙ってるとか、
まじなんなのありえない!!」
一つ一つの言葉たちが
ナイフに代わって
ぐさぐさと
俺の心を突き刺していく
俺はその場に立ちすくんで
動けなくて
でも話を盗み聞きしてたってばれたら
って思うと怖くて
急いでトイレに駆け込む
トイレの鏡を見ると
俺の目は真っ赤にそまり、
髪の毛はきれいな白髪にかわっていた
個室に入ると
おなかがきりきり痛んで
頭がぐるぐるして
吐き気が襲ってくる
🍌「っ、ハァハァ、、おえ゛ッ、、、ゲホッゴホッ、、、」
思わず吐き出してしまう
落ち着け落ち着けって
自分に言い聞かせても
感情がこみあげて
吐いてしまう
トイレに
俺の嗚咽が響く
授業はもう間に合わないだろう
だったらこのままさぼっちゃえ
どうせ俺は必要にされてないから
トイレで吐くのとぼぉーっとするのとを繰り返していくと
誰かが入ってきた
息を殺す
聞いたことのある足音
🐷「おい、凛いるか?」
やっぱりあいつかよ
ほっといてほしい
ほんとに
もうやだ
涙がぽろぽろこぼれる
俺のトイレの扉が
コンコンッとノックされる
🐷「大丈夫か?全然来ないから、、、」
🍌「、、、」
大丈夫
そう答えることすらできない
大丈夫じゃないと思ってんのか
それとも答えたくないのか
自分の気持ちすら
わかんなくなってる
🐷「まぁ別にさぼってもいいけどさ、心配してんだよ、俺も」
”も”って、
ほかに心配するやついねぇだろ
🐷「中入っていい?てか中はいりたい」
やめて、と
心の中でしかいうことができず、
鍵を開けろと促されてしまい
素直に
鍵を開けた
久しぶりの更新!
最近、大型発表多くて
心臓が持ちません!
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コメント
1件
もうう最高すぎ!