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(今回とても長いのでご注意を💦)

__

_

🐤side





本部の何かなのか、はたまた人なのか。








なんて考えていると、ピタッと俺の前で止まり、







🐇「りうちゃんっ、」




と声をかけられる





🐤「ん?学ランとか?」

🐇「りうちゃん」




…え?





🐇「いいから、きて!」

🐤「うわっ、」









きて、といってそのまま手を繋いで走り出した。







一部の人が、




「あの二人ってなんか接点あったっけ?なんか、陰キャと陽キャがハッキリしてる」




やら




「有栖くん、副団長引いたのかな?コミュ障なのによく行けたね」




やら。

酷いものは






「さっきの先輩と大神くんのやり取り見てたのに手…繋ぐんだ…」






なんて。

好き勝手に聞こえてくる。







最後のものに関しては、そろそろ俺も口を出したくなる。






先程と言いなんなんだ_?


なんでこんなにも、自分たちの理想を押し付けて、正しい情報も確認せずに偏見から人を…関係性までも形成していくのか



そのくだらない偏見で傷つく人だって多いんだ。





そんなモヤモヤした感情の中、そのまま走り抜け、




放送「1位は赤団!」

と、放送が入る。





放送「お題は…え?」





放送部の人が困惑している。

それを遮るかのように、





🤪『引いたお題は、“これがあっての自分”。

さぁ、初兎。みんなに言ってやれ?』





この声は…まろちゃん…








放送本部を見ると、マイクを片手にぐっと、腕を前に伸ばしている。







女子「これがあっての自分って…」

女子「それって…」






🐇「…モブ崎(※🐤に告った人)くん…」

モブ「な、なんだよっ…」

🐇「そのッ…りうちゃんは、僕の彼氏なので!!

これは、譲れませんッ…!」





…!?//







女子「まって、どういうこと!?」

女子「え?付き合ってるってあの子の思い込み?w」




『ハイハイ皆さん、本部前スクリーンにちゅうもーーく。』





って今度、この声はないくん?







放送本部にはまろちゃんの隣にさっきまで居なかったないくんが座っていた。





🍣『実はさっきの男子リレーで気になる点があったので、映像チェックをしてたんですよ。

んで、これを見てもらいたい』





そういってモニターを見ると、俺と先輩のぶつかったシーンがどデカく切り抜かれていた。





再び会場はざわめく。





ないくん…確認してくれてたから…居なかったんだ…







🍣『これ、僕にはどうもモブ崎くんがわざと止まっているように見えるのですが…気のせいでしょうか…』

モブ「ッ…!!そうだよ…わざとだよ…!」

🍣『何故そんなことを…?』

モブ「大神くんが…好きだから…。

彼女がいるのは知ってたんだ。でも、その彼女が有栖だなんて…!!

今まで有栖に劣ることなんて何も無かったのに!!」





と、皮肉をまき散らかしつつも大声をあげる。






モブ「悔しいじゃんか!

だから、何がなんでも奪いたかった。」





🐤「…あんたが…初兎ちゃんの…初兎の、何を知ってると言うんですか…?」



会場中が絶句の中、俺は怒り狂いそうになる気持ちを必死に抑えようとしながら声を出すが、その声は隠しきれない震えが現れていた。




🐤「初兎はッ…!!」



そういった途端、






🐇「りうちゃん、まって…?」

🐤「初兎…ちゃん…?」





間に入ったのは他でもない、初兎ちゃんだ。



初兎ちゃんはそのまま先輩の元へと歩き、淡々と話し出した。




🐇「モブ崎くん…僕は…

今まで…陰キャの僕に対しても対等に接してくれて嬉しかった…。

だから。りうちゃんを賭けるなら…対等に戦いたかったよ…?」


モブ「!!俺は…俺はッ…」


🐇「確かに僕は、モブ崎くんに今まで何も勝てたこと無かったけど…

これに関しては譲れない。僕も…りうちゃんのことが好きだから。」


🐤「初兎…ちゃん…」





初兎ちゃんはそう言い終わると、モブ崎という名の先輩に背を向け、こちらと目を合わせる





🐇「りうちゃん、今回のこと。全部聞いたよ。」

🐤「…!」

🐇「だから、僕に改めて、言わせてください。

りうちゃんが好きです。僕と、付き合ってください…ッ」





もう、なに…





先程までの怒りが涙に変わりかける。


泣く訳には行かないからぐっと涙を堪え、万遍の笑みで






🐤「俺も、初兎ちゃんが、大好きです!」






そういうと、またも会場が盛り上がる。






さっき言ってた子達も、



女子「有栖くん、付き合ってるってホントだったんだね」

女子「申し訳無いことしちゃったね…後で謝ろっか」






なんて声も聞こえたり、





女子「有栖くんって話しかけにくい印象だったけど、凄い優しいしめちゃくちゃいい人だね」

女子「もう少し早く気づけてれば…!今更ながら有栖くんのこと好きになりそうだったもん…!!」

女子「やめな?あんたにゃ叶わんよ。

あの大神くんだよ?」

女子「少しは夢持たせてよ〜!!」






なんてそれぞれが盛り上がっている。





モブ「…その…有栖…大神くん…」

🐤🐇「「ん?」」

モブ「すまなかった…有栖には嫌なこと言ったし…大神くんには…ケガまでさせて…」


🐇「ん、僕はいいけど…りうちゃんに怪我させたのは…怒るで」

🐤「まって、こんなんかすり傷。それよりも初兎ちゃんが言われるのは怒るよ」


モブ「ッ…w ほんと、お前らがお似合いだよ…

有栖の真っ直ぐな気持ちも、大神くんの賭けにも、俺は負けだ。」





なんて、何事も無かったかのように笑いあった。





___



ここまでで約2,500文字!読むのお疲れ様でした!!‎(՞ ܸ. .ܸ՞)”


さてさて次回は体育祭の直後からその後の場面描写が始まりますので…!!🩵

お楽しみに…😛🩷


今回ちょこっとがんばったので♡6,000〜⤴︎と💬で次かきますね…💦

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コメント

8

ユーザー

遠征から帰ってきましたぁあっ!!! いや、はい、🐇せんぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあいっ!!って叫びたいっすね。((やめろ

ユーザー

今回もめっちゃ尊い!!! 生徒会ってすごいな、、、 次回も楽しみに待ってます!

ユーザー

今回も見るの遅くなっちゃったよぉぉぉ😭ないふナイスすぎる😭😭💞やっぱりうちゃんとしょーさんが世界一お似合いすぎる‪🫶💞楓ちゃ毎回毎回忙しいのに更新ありがとー😭‪🫶今回の長いって書いてあったけど楓ちゃの読む文章好きすぎて一瞬で読み終わった‪🫶‪🫶💞楓ちゃの文章読むためにめちゃ♡押すわ。

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