テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ダンス 練習中
ユーキ「…っ……ほっ……っと…」
9号車「一旦休憩でーす!!」
ユーキ「…っあ”…??…ッあ”……?…」
声が出ない。
…あれ。頭が痛い。
ユーキ「はぁ”っ……ッ”?!……」
リョウガ「…どうした?…ユーキ」
ユーキ「…!…っあ”……んん”(咳払い)…」
リョウガ「…怪しい」
ユーキ「……?…」
リョウガ「なんか隠してるだろ。声…変だし。 」
ユーキ「…!!…ブンブンブンブン」(首を必死に横に振る)
リョウガ「そんな否定する?笑…なら良かった。無理すんなよ。」
ユーキ「…ブン」(首を縦に振る)
ユーキ「はぁ”ッ……」
あぶねー…相変わらずあいつ鋭いな。
まぁ優しいから許してやろう。(?)
ユーキ「んあ”っ?!」
鼻に変な感触があった。
…触ってみる。
ユーキ「っ?!」
…血だ。
ユーキ「っ…り”ょッ…ぅ”がっ……」
必死に名前を呼ぶ。
リョウガ「…ん?…っユーキ!!!」
ユーキ「っあ”……ごめ”ッ…」
リョウガ「喋るな!!」
その声は、必死でどこか優しかった。
ユーキ「…はぅ”っ………」
……やばいなこれ。しぬかも。
カイ「笑笑笑…ん?…!ユーキ!!」
ユーキ「…っあ”ッ……かぁ”っ……」
カイ「は…?なんで…??」
リョウガ「わからん。…多分ダンスのしすぎとか。…いっぱい努力してダンスしてたのわかってたのにっ……」
カイ「……っ…とりあえずティッシュだな…!」
リョウガ「…おう。」
ユーキ「……ッや”ばっ…は”っ…」
リョウガ「っ…大丈夫。落ち着け。俺いる。」
ユーキ「………ふぅ”っ…は”ぁッ……」
リョウガ「いいよ、その調子、…。」
ユーキ「は”ぁっ………ふぅっ…」
リョウガ「……」
リョウガは無言で、でも優しい顔で背中をさすってくれた。
カイ「っはい!!…」
リョウガ「ありがと、」
〜
ユーキ「…リョウガ、カイ、ありがと…。」
リョウガ「まぁ??幼馴染なんで??」
カイ「調子に乗っている…。」
ユーキ「…ッぶっ笑」
リョウガ「あ!!今日初めて笑ったぞ!!」
カイ「おー!!!」
ユーキ「…っえ?…そんな喜ぶ…??///」
リョウガ「さらに照れた!!」
カイ「うおー!!!」
ユーキ「笑笑笑」
ハル「っあ!!!ユーキくん…大丈夫すか?」
ユーキ「あ、ハル!うん、まだ頭は痛いし、声は低くなったけど…まぁ元気?」
ハル「おっけーっす!!無理しないでくださいね!サヨーナラー!」
せめて見るだけでもいいから…
170
ユーキ「笑、…あいつ良い奴だよなー…」
リョウガ「俺は?!」
カイ「ちょっ笑」
ユーキ「…良い奴どころじゃないかな」
リョウガ「えっ♡…それってどういう…」
カイ「きもい笑笑」
ユーキ「笑笑笑笑」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
平和なおさななとカイでした。
コメント
1件
うわあ、第6話読みました…!ユーキくんの必死に声が出ない様子とか、リョウガくんが「喋るな!!」って叫んだ瞬間の優しさがすごく響きました。幼なじみの絆って言葉にしなくても背中さすってくれるだけで伝わるんだなあ…。最後の笑い合いのシーンでほっとしました🤍 韮音さんの描くキャラ同士の距離感、すごく好きです。