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特別部隊は、白川を中心に次の戦いに備えていた。しかし、十二神将の他の幹部たちはそれをものともせず、さらなる強さと不気味な雰囲気を漂わせながら、部隊に迫り来る。
鉄堂が倒された場所に、二人の幹部が前に出た。一人は長身の女性で、長い黒髪が風に舞い、全身から氷のような冷たい呪力を放っていた。その横には、巨漢が立っており、その体からは炎のような呪力が立ち上っていた。
「私たちが相手をするわ。」黒髪の女性が冷たく微笑みながら名乗る。「私は氷鱗。十二神将の一人。そしてこいつは、火炎。私たちが本気を出せば、人間など一瞬で灰になる。」
「火と氷か…典型的な組み合わせだな。」百鬼が構えをとりながらも、眉をひそめた。
「お前ら、十二神将ってだけで油断してねぇか?」白川が淡々と口を開いた。「鉄堂の奴も大したことなかったしな。」
氷鱗は微笑を崩さず、「強いのは認めるけれど、彼は落ちこぼれだっただけよ。見せてあげるわ。」と言い放ち、冷気が広がった。
氷鱗は一瞬のうちに空間を凍らせ、周囲の温度を急速に下げ、動きを封じようとした。彼女の術式は触れたもの全てを凍りつかせ、生命力を奪い取る。
「こんな冷気、通用しない。」透が刀を抜き、氷を砕きながら突進する。しかし、氷鱗は容易く避け、さらに強力な冷気を放つ。
一方で、火炎はその名の通り、周囲に炎をまといながら白川に迫っていた。「お前が一番強そうだな。俺と真っ向勝負しようぜ。」
「しょうがねぇな」白川は一歩前に出て、火炎を見据えた。彼の呪力が激しくぶつかり合い、周囲の温度が急激に上昇する。
火炎は拳に炎を纏わせ、白川に向かって突進するが、白川はその攻撃を軽々と避け、一撃で火炎を吹き飛ばす。
「これで終わりか?」白川は冷たく言い放つが、火炎は再び立ち上がり、笑みを浮かべる。
「まだだ、俺の炎は燃え尽きない…!」火炎が再び攻撃を仕掛けると、地面が焼き尽くされ、炎の渦が白川を包み込んだ。