だが、炎の中から何事もなかったかのように白川が現れる。「お前の火、熱くねぇな。」
瞬く間に白川は火炎の背後に回り込み、拳を振り下ろした。「終わりだ。」
火炎はその一撃で地面に叩きつけられ、動かなくなった。
「弱いな。」白川は冷めた目で呟いた。
しかし、氷鱗が冷たい笑みを浮かべながら術式をさらに強化した。「火炎が倒されるなんて…なら、私が本気を出してあげる。」
一瞬のうちに氷の槍が出現し、特別部隊に向かって放たれる。透、百鬼が攻撃を必死にかわすが、氷の槍は追尾してきて、次々と彼らに襲いかかる。
「逃げ場がない…!」透が叫びながらも、必死に攻撃を防ぐが、限界が近づいていた。
「面倒くさいな。」白川が呆れたように呟き、一瞬で氷鱗の背後に回り込む。
「いつの間に…!?」氷鱗が驚いた顔を見せるが、その瞬間、白川は彼女の首を掴んで持ち上げた。
「お前も、雑魚だな。」白川は冷たく言い放ち、氷鱗を一撃で地面に叩きつけ、彼女の呪力を無効化した。
氷鱗と火炎の二人が倒れたことで、部隊は一瞬の安堵を感じた。しかし、その場に立ち込める呪力はまだ消えていなかった。
「この気配…まだ他にいるのか?」百鬼が辺りを警戒し始める。
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