このまま、セラフに身をゆだねてしまえば。
そんな考えが頭に浮かぶ。
そうすればもうつらい思いをしなくて済むだろう。
「俺がいるのに違うこと考えてるの?」
「きゃうっっ⁉⁉♡♡♡♡♡♡♡」
セラフのものが俺の中を穿つ、
「そろそろ、いきそ。」
セラフが苦しげに息を吐いた。
「激しくするね。」
「まっっ‼‼‼」
ずるるる、と浅い方まで抜かれたかと思うと、また奥までうちつけられた。
「お”っほぉおお⁉⁉♡♡♡♡♡♡♡♡いぐいぐっいぐっ♡♡♡らめないきがだしでりゅぅうう♡♡♡♡♡」
「っ、」
「あ”ぁあああ”っ♡♡♡♡♡」
セラフのが注がれる。
「あちゅい、♡♡♡♡♡はぇ…?」
注がれた部分がどんどんと熱くなってくる。
「あ”っ♡♡♡♡♡なにこれぇっ♡♡♡んぅ、♡♡♡♡♡♡ひゃぅぅっ⁉⁉♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
どくんどくん、とおなかの中がうずく。
「雲雀の中に子宮できちゃったねぇ?」
興奮したようにセラフが笑った。
「し、きゅう…?」
「そう。俺最初に言ったでしょ?俺の体液を摂取するとナカが変えられるって。」
言われてみれば、たしかに言っていた。
子宮ができちゃったってことは、
「雲雀、俺の子孕んでね♡」
――――――――
あたまがまっしろだった。
おれのからだもおれがいったせいでしろくなってた。
「あ”♡あんっ♡せら、せらふぅ♡♡♡」
「ん-?どうしたの?雲雀」
「すき、だいすきぃ♡♡♡」
目の前にいるセラフを抱きしめる。
せらふがびっくりしたかおをしてる。
かわいい、
「んふ、すきだよ。」
なにかだいじなことをわすれているきがする。
でもええやん。
いますっごいしあわせなんよ。
「雲雀っ…‼俺も好き。」
「りょうおもいやねぇ。」
ふふふ、とわらう。
うれしかった。
せらふもうれしいのかおれをつよくだきしめてくる。
しこうが、あまくとけていく。
「んね、せらふ。おれあかちゃんつくりたい。」
「いいの?」
「せらふのことだいすきやからね。」
「俺も、作りたい。」
「じゃぁ、せらふのいっぱいそそいで?」
いままでにだされたものでおなかがすこしふくらんでいるけれど。
せらふ、だいすき。
からだがベッドにしずんだ。
――――――――――
雲雀がようやく俺を受け入れてくれてた。
少し洗脳作用があるお香を焚いていたのが良かったのかもしれない。
可愛く堕ちてくれた雲雀の姿を見て頬が緩む。
目にハートが浮かんでる。
「雲雀、大好き。愛してる。」
ごちゅごちゅと雲雀の中を突く。
気持ちよさからか、雲雀がアンアンと高く喘ぐ。
「せらっ♡♡♡♡せらぁ♡♡♡♡♡」
媚びるように雲雀がなく。
ナカもきつくしまった。
何時間もやってるのに締まりがいいココは、人間界で言う名器なのだろう。
「雲雀、俺の出すね。」
「うん♡♡♡♡だしてぇ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「く、はぁ」
雲雀の中に俺のを注ぐ。
もう何度もイっているのに相も変わらずすごい量が出る。
オスの本能からか、奥にこすりつけるように注いでいく。
「あ、♡♡♡しきゅ♡♡♡♡♡あちゅい♡♡♡♡♡せらとのあかちゃん♡♡♡できりゅ♡♡♡♡♡♡」
「うん、いっぱいつくろ?」
「つくるぅ♡」
雲雀と愛し合っていると、扉が壊された。
「っ‼‼セラっ!雲雀っ‼‼‼」
「たらいっ‼‼‼」
入ってきたのはカナトとアキラという悪魔。
「んぇ、かなと、あきらぁ?」
ふわふわとした目で二人を眺める雲雀。
「っ、これは…。」
「遅かったか。」
お香のにおいを感じたのか、アキラが口元を覆う。
「ふたりとも、どしたん?」
「たらい、あなたを助けに来ました。」
「たすけ?」
雲雀がきょとんとアキラを見る。
「おれはたすけなんてもとめとらんよ?」
「え…?」
「いまなぁ、せらふとあかちゃんつくっとるん。」
「っ、」
「かわいいこできるよなぁ。」
くふくふ雲雀が笑う。
アキラは絶望したような顔を見せて、カナトは目をそらした。
「そういうことだから、二人は出て行ってね?」
笑顔に圧をのせる。
俺は熾天使。
天使は俺に逆らえない。
「っ、いこうアキラ。」
「でも、たらいがっ…‼‼」
「まだわかんないの?」
「っ」
「雲雀は俺の。わかった?」
雲雀につけたしるしと、契約のあかしを見せる。
「は、」
これにはカナトも固まった。
「早く出てって。」
神聖力で二人を追い出す。
「なんやったんやろね。」
俺を見て首をかしげる雲雀には、もう二人に助けを求めていた時の見る影もない。
「なんだったんだろうねぇ?」
「せら、あかちゃんつくろ?♡」
「うん。」
雲雀を押し倒す。
ようやく雲雀が俺のモノになった。
これからは赤ちゃんたくさん作って楽しく暮らすんだ。
「…楽しみだなぁ。」
人間の常識からしたら、俺は狂ってるのかもしれない。
でもいいよね?
俺は天使なんだから。
コメント
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最高です……………🫶🏻