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思考回路停止状態になったがなんとか我に返り、しどろもどろにこう言っていた


『えっ、何のことですか。私、そんなの知らないですよ。あ、先生説明し終えたら教室に来るよう伝えてくださいって言ってたから行ったほうがいいよ。』


学校全体を説明し終えていたのが救いだった


別れを言ったときには足が勝手に動いていて、いつの間にか走っていた


後ろを振り返ることなく走った


走って、走って、走りまくって、学校の近くにある自分の家に着いた頃には息が切れていた


信じられない


なんで、、なんで私が試合に行ってることを知ってるの、、??

私なんか眼中に無いと思ってたのに、、


まさかねぇー、、、ありえないよね、、?


でも、どうして


そんなことばかり頭に浮かんで、何も手につかなくなってしまった。


家に帰ってベッドの上で横になってゴロンゴロンしながら、1人で悶えていた


明日は学校の花壇の手入れを頼まれている

正直なところ嫌だ

だが、断れるはずもなく渋々了承した



そして次の日も学校へ行った


いつも通り花壇の方へ行き、水やりをしていた


と、ふと視線を感じて振り返るとそこにはサッカーボールを持った彼がいた


翡翠の瞳を捉えた瞬間に昨日の事を思い出し、恥ずかしくなって、慌てて目を逸らしてしまった


彼の方もチラッとこっちを見たがすぐに目をそらし、どこかへいってしまった


少し寂しい気がしたが、ホッとしたような気持ちにもなった


それからも、毎日のように花壇で水をあげたりしていた


彼はその後ずっとグラウンドでサッカーをしていた

糸師凛と同じ学校になりました。

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