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月城 蓮桜音
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水羽
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「それはお困りデスね!安眠妨害ですわ。」山富士は神妙に同調した。
「ちょっとアラブとかモンゴルみたいな、聞いた歌声がどういう歌詞かもわかりませんが、警察に訴えようにも、『もし逆切れされて包丁でも持って追っかけられたらどうするんだ?』って主人がいうもんですから…」1001番の夫人は本当に疲れているように見えた。
「お隣りに誰か出入りしている様子はありますか?」「そこ迄はわかりません。覗くのも怖いですし…」「昼間そのお隣りは家に居る様子ですか?」「ええ、朝、何度か五十代ぐらいの男性がゴミを出す所をみました。」
(夜は外人女性でも来るんだろうか?)「では、お宅のお隣り近所の方は、やっぱり迷惑している感じですか?」と山富士は訊いた。「いいえ、空き家が多くて、それも気持ち悪いんですが、引っ越しも面倒だし、お隣りの騒音の為に負けたく有りません!」と夫人はキッパリ言った。
「では、ご夫婦でその歌声が聞こえてきたら、北島三郎さん辺りの曲を派手に流したら如何でしょう?周囲に誰も居なければ大丈夫ですよ。」と山富士は安易に言ったが、「そうですね!舅が演歌が好きで、全集が色々ありますし、古いレコードプレーヤーが有ります!」と夫人は明るくなった。
「思わぬ所で役にたちそうデスね!頑張って下さい。」
夫人のお布施は、封筒に一万円入っていた。今の時代にはお布施としては珍しく高額だった。
コメント
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第27話読みました〜!😊💕 山富士さんの超絶テキトーアドバイス「北島三郎かけちゃえ!」に笑ったww でもそれが結果的に役立って奥さんが元気になるの、なんか良かったなあ✨ お隣の不気味さと空き家の雰囲気がじわじわ怖くて…一万円のお布施もなんか意味深で気になる! 次回も楽しみにしてますね🍀