テラーノベル
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パーティーに参加した🍆と、周りの反応。
他実況者少し出てきますが、キャラ崩壊してるかもです。
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
短いお話です。 お楽しみください。
ぼんさんは、前の仕事の関係上遅れてくるらしい
社長のドズルさんがそう前説をして乾杯の音頭をとる。
右手に掲げた度数の低いシャンパングラスをスッと軽く掲げ「では、皆さん、ここからは無礼講です!様々な関係を広げるチャンスです!乾杯!」とニヤリと笑った。
それに続いてカンパーイ!とそれぞれがグラスを掲げて1口飲む。
皆が喉を通るアルコールをホゥと感じ、1拍置いてザワザワと挨拶回りが始まった。まずはステージから降りてきた今回のパーティー主催のドズルさんへチーム代表として挨拶へ行く。
「ドズルさん、いや〜素敵な会に呼んでいただきありがとうございます」
「FBさん!いえいえ、こちらこそお忙しい中来ていただいて本当にありがとうございます」
ドズルさんは「最近色々とうちのぼんさんがお世話になってます」と笑いながら続ける。
料理コラボで数回ゲストとして呼んで、かなりの功績を残しているぼんさんにはこちらも大助かりしているので「いやいやこちらがお世話になってますよ」とゲラゲラ笑った。後ろから「また呼んでいい?」ときっくんが話に入ってきて「もちろん呼んであげてください」と答えてくれた。
少し離れた所で、えおえおとあろまが酒のおかわりを飲みながらつまみを食べている。
あまりドズルさんを独占するのも悪いので挨拶もそこそこに離れ、壁際のソファーに腰を沈めた。
時々他の実況者が挨拶に来て挨拶し返して、軽い話を挟む。次のライブはいつあるのか、最近の動画の感想、ためになる動画のネタや技術なども話しながら。あぁ、来てよかった楽しいなと美味しい食事を脇のテーブルに置いてシュワシュワのシャンパンなんかカッコつけて飲んだ。
きっくんは珍しく大人しい、まるで誰かを待っているみたいにソワソワと体を揺らしテーブルを挟んだ隣のソファーに座っている。
黙っていればかなりいい男、この日の為にメンバーで準備した色違いのお揃いのスーツ。かなりいい具合に様になってる。
そう、少しの優越感で「ここにいる人の中でそこそこ俺たちイケてるのでは?」とニヤリとした。
が、そんな恥ずかしい思考は
遅れてきた男にかき消されたのだったーー・・・
「やー、ごめんごめーん!」
今来ましたー!と入口から低音ボイスが響く、先程まで会場はザワザワと音を立てていたのにその人が登場した瞬間ピタリと鳴り止んだ。
みんなの視線は入口で申し訳なさそうに立っている男へ。
長身で整った顔立ち、一瞬この色男は誰だ?と緊張が走るがその声がまさかのぼんじゅうるだった。
トレードマークのサングラスではなく黒縁のメガネ、きっとお高いのだろう誰が見てもわかるブランドのスーツとネクタイピン、ベスト、革靴、腕時計、
いつもヘラヘラしていてダルダルの服を着ている男からは想像もできなかった。
そんな服も持ってるのかよと。ギャップえぐ過ぎるだろと。
隣に座っていたきっくんも時が止まったように見つめてる。
「あれ?な、なんかマズった?俺」
シラケる場に戸惑いながら、中央にいるドズルさんの元へ歩く。その表情はいつものヘラりとしたぼんさんだ。
「あ、ぼ、ぼんさん?」
「え?ドズルさん?なになに?やっぱり俺やらかした!?」
なんか変?とくるりと体を優雅に回す。
セットされた髪も新鮮で、、とにかくこの男、とてつもない色男になっているのだ。
いつも一緒に行動しているはずのドズルさんですら初めての光景みたいで顔を真っ赤にして下から上まで舐めまわすように見ている。
「ドレスコードありって聞いたから、久しぶりにスーツ着たけど…マズった?」
「い、いえ、似合ってますよ、大丈夫です、はい」
良かった〜と笑う顔もサングラス無しでは新鮮で、静かになった会場が別の意味でドッと賑やかになる。
至る所から、今か今かと挨拶したいオーラが漂い狙われ始めるぼんさん。
それに気づいたあちら側のメンバーさん達が囲むように集まる。
「ぼんさん、スーツ似合ってますよ」
「おんりーありがとう、やー、前の仕事場から遠くなかったからさ、そこで着替えさせてもらってさ」
メンバーは、みるみる顔を強ばらせる。きっとこの男が話してる内容に問題があるのだろう。
俺はシャンパングラスをくるりと傾けながらきっくんと一緒に近くまで行く。
とても気になる、から。
「荷物も置かせて貰えたから帰りまた現場に行くわ」
「あー。えと?ん?」
MENが眉間に皺を寄せちょっと待てと話を遮る。
「ぼんさん?」
「ん?どした?MEN」
「まさか、そこで着替えて、その格好のまま歩いてきました?それか、タクシー?」
「近いし歩いてきたよ? 」
だぁー!やってるわこの人!とMENは頭を掻きむしる。
隣で黙って聞いていたドズルさんも何故か黒い笑顔で「何人?」と聞いている。
何の話だろうと首を傾げるが、その後に続くぼんさんの回答に、このメンバー達もこれが初めてではなく悩ましい種の1つなのだな〜大変だ、と感じた。
「ん〜?あ、声掛けられたの?それなら、1、2、3……10……あー、も、わからん」
「こりゃ、出待ちされてますよ」
おらふくんがやれやれと頭を振る。
帰りは裏口からだね、とドズルさんがぼんさんの肩をポンポン叩き「ほら、皆に挨拶してきて」と道を開けた。
そのすぐ近くで黙ったまま見つめていたきっくんとぼんさんの視線が絡みパァと笑顔を向けられる。
「きっくん!やー、久しぶり〜!」
「あ、えっと」
「んん?どしたの?」
「っ〜!」
頭の処理が追いついていないきっくんが言葉を濁すと、どうしたの?と覗き込んでくる、、
ぼんさん、それ、いま、やっちゃダメなやつだ
「ぼ、んさんの!センシティブ!!えっち!!すけべー!」
「は、はぁあ!?」
会場のど真ん中でワーッと叫べば、ワラワラと人が集まりその人を中心に会話が飛び交う。
「それな」
「やー、大人って怖いね」
「俺もこんな歳の取り方出来たら良かった….」
きおきお、たいたい、カズさん、皆が声を揃えて頷きながら声を出す。
当の本人は「え?どういうこと?え?」といつもの、すっとぼけリアクションをしている。
俺は、少し離れた場所からそれを見ていたから分かる。
笑い話、冗談っぽく言わなければこのなんとも言えない色気が溢れる雰囲気を拭えないのだ、
このままその雰囲気に飲まれると、その先で見守るメンバー達から何をされるか分かったものじゃない。
おいおい、ドズルさんやい、その眼は本当に相棒に向ける眼かい?
おんりーちゃん、あなた、ぼんさんの、どこを見てるの?腰?尻?
おーはらくん、、、さっきからイライラしたみたいに時計とぼんさん見すぎだよ。
おらふくん、無邪気な顔して漂うオーラは物騒だぞ。
この最年長は、とんだ会社に入ったもんだ。
俺は残ったシャンパンを、勢いよく流し込んだ。
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コメント
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色気ブッパ流し天然bnが大好きなので、大好きなのでッッッ私感涙でございますッッッ!!
