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snowman
※学生パロ
…
拍弍「チッ!……本当にうざったらしいなぁ〜…まぁお前らを殺せば“涼太”とういのはのこのこ出てくるかぁ?笑笑」
照💛「ふっ笑、そう簡単に殺されねーし、涼太は出てこねーよ!!」
辰哉💜「“迫力”!」 ドガンッ!!
拍弍「……クッ……!!」
康二🧡「ふっかさんのグーパンっ!めっちゃキツいやろッッ?!」 ギラッ… (鎌
大介🩷「“白滝”ッ!」 ドドッ! (大水
拍弍「……!」
照💛「…“風氣”ッ…」 ブワッ!! (大風
拍弍「…クソッが…っ!」
こいつらの術は厄介だ。今まで戦ったことのある“半妖怪”達とは全く違う“恐さ”がある。聞いたこともないから対処もできたい……これにまだ3人…そろそろヤるか……ニヤッ
…
ラウ🤍「……」
亮平💚「……スゥ…」
蓮🖤「…調整、終わった…?」
亮平💚「…うん、これなら戦える」
ラウ🤍「めっっちゃ久しぶりに集中したわ…」
蓮🖤「ごめん、無理言って 」
ラウ🤍「全然?!なんなら俺達からお礼言わせてよ、俺達が少しでも戦える戦術教えてくれてありがとう…(微笑」
亮平💚「うん……蓮ありがと?」ギュッ…
蓮🖤「っ…!俺こそ…ありがとう…(涙目」
亮平💚「……」
(蓮に…出会えて良かった…こんな俺でも必要としてくれる…“こんな姿になっても”……)
…
?『おと…こ、の子…?』
俺は、“雪女”の一族に生まれた唯一の男。じゃあなぜ子を妊娠できるかって??それは…
雪女……“女だけで”子を産むことができるから。そこになぜか産まれた俺。でも捨てられるわけではなく、村の皆から愛情を注いで育てられた。
💚『……おか、あさん…?』
『ん〜?どうしたの、亮平?(微笑』
💚『お外行きたいの、行こ?…』
『ふふっ笑、いいよ?お外でなにする?笑』
💚『パァッ!お外でゆきだるま?作る!おかあさんみたいなッキレイなの!ニコニコ』
『!分かった!じゃぁ行こっか!』
💚『うん!』
…
そして僕が17になった時…全てが一変した。
💚『お母さ〜ん、下の川にね魚一杯いたから獲ってきたよー?』
『あら?本当?ニコニコ』
『亮平、狩りうまくなったねぇ?』
💚『もう“俺”17だよ?1人でできますぅ〜笑』
『ふふっ笑、一族で言ったらまだまだ赤ちゃんの年齢よ?』
💚『ウグッ…言い返せないッ…』
『あははっ笑笑』
その日は雪もやんでいてただただ銀世界が広がっていた。…それがまずかった。
パァンッッ!!
💚『母さんっ!母さん!!』
狩人が僕達を襲った。
撃ち殺された者。
子を守ろうとする者。
僕の母さんも、僕を守ろうとして撃たれて死んだ。即死だった。心臓と脳を撃たれたから。
その時、初めて怒りと言う感情を知った。でも何もできなかった。僕も撃たれたから。
だから逃げた。母を残してここを離れるのは嫌だったけど…たぶん母さんは僕が死を喜ばない。
💚『はぁっ!…はぁっ……グスッ(泣』
💚『あっ!……』ドテッ! (転
あぁ…やっぱり…母さんが言うように“俺”はまだ子供だったんだなぁ……
?『んだお前…死んでんの?』
💚『…だっ……れ…』
?『名乗る意味ある?…まぁいいや“俺の食料”になるんだからよ?笑笑……』
💚『……ポロッ…』
死ぬのか……まぁ死ねば母さんに会える……
スゥ……
💚『…ん……?』
天国か……?地獄か……?でも……雪に触れている感触がある……何してたっけ…?
💚『……ここ、どこ?“僕”……だれ?』
意識がなくなる直前、聞こえてきた“あの人”の名前。“がき”と聞こえた。みんなと過ごしている間………調べに調べまくってたどり着いた答えは“牙黄”と言う妖怪。
情報は少なかったが1つ分かったのは“牙黄”は人間、妖怪問わず“記憶”と“耐力”を吸って腹を満たす妖怪のようだ。
吸われた者は“呪い”にかかり、“記憶”そして何らかの“副作用”が起きる。
それが僕は“幼児化”だった。じゃあなぜ襲われた“記憶”があるかって?それは…“蓮”のお陰だよ。まぁそれはいいとして…
💚『……おにゃか…へった…(涙目』 トボトボ…
?『君っ何してるの?』
💚『ビクッ!…っ!ねこしゃんがしゃべってる〜!!!』
?『えっ?』
そうして俺は蓮に出会った。だから今僕はここに居る。蓮のお兄さんを探すため そして“僕”が“俺”に戻るために……使えるものは何だって使ってやる…
💚『かあ……しゃん…?』
…
蓮🖤「……」
(亮平の目…まっすぐだ、怒ってるんだろうな…“牙黄”に対して怒ってるんじゃい。…亮平は“亮平自身に”怒ってるんだ……)
ラウ🤍「…蓮?亮平?」オロオロッ…
亮平💚「っ!ラウ…どうしたの?笑」
ラウ🤍「…亮平?」
「自分は大切にしないと」
亮平💚「……え?」
ラウ🤍「いくら自分に腹が立っても、いくら気に食わなくても自分を最終的に守れるのは自分なんだよ…それなのに自分から傷つけに行くなんて、絶対しちゃ駄目だよ…いい?」
亮平💚「……っ…うん、ありがとう…(微笑」
蓮🖤「……」
やっぱ…ラウの方が亮平に掛ける言葉が似合う。ラウが思ってる言葉は亮平に似合ってる。俺の言葉はちっぽけだもんな…笑
蓮🖤「…ふぅ…」
「亮平?ラウ?早くみんなの所行こう」
「そして、また皆で仲良く平和に暮らそ?笑」
ラウ🤍「っ!」
亮平💚「…うん!」
これが……この言葉が今俺が言える、
最大の励ましの言葉だ。