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夢主 → ミョウジ ナマエ → 『』
tkrv男子 → 松野 千冬 → 「」
モブ ( 浮気相手 )→ 【】
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私が仕事を終えて家に帰っている途中だった。
私の住んでいる家は🏩街を通らないと帰れず、ほぼ毎日🏩へと入っていくラブラブなカップルをこれでもかという程に見ている。今日もまた見るのか…と思いながら私は彼氏が待っているであろう家路を急いでいた。
すると。
【千冬くん、はやく入ろうよ】
【もう濡れてきちゃった、】
「まだはえーよ」
こんな卑劣な会話を普通の声の大きさでしている人がいた。流石に声大きくない…?良くできるな、と思いながら私は見ていると。
見慣れた黒髪マッシュに後ろ姿が目に映る。
もしかしてと思い、私はそのカップルに声を掛けた。……今思えば軽率な行動すぎて恥ずかしい。
『あの、』
「ん?って、え、、」
【どうされましたか??】
間違いない。
私は確信した。この人は正真正銘 私の彼氏の松野千冬だ。って言うことはさっきの会話は…
余計なことを考えたくなくて、私ははやく帰って忘れようと思い、急に声をかけたことについて一言謝り、踵を返した。その時の千冬くんの顔を今でも忘れない。やばい、バレた、どうしよう という焦りが隠しきれていなかったのだから。
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『ただいま…』
『最悪すぎる1日だった…』
悪夢だとするのなら、はやく目覚めて欲しい。
職場では珍しくミスをし、上司に注意を散々に受けて、後輩には陰でネチネチと言われ……挙句の果てには彼氏の浮気現場を見てしまったのだから。会話も聞いたし。
『はぁ…はやくお風呂入って寝よ、』
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「ただいま、」
「…ナマエ??居ねぇの?」
「風呂か、」
数十分後
『ふぅ、』
「あ、ナマエ、」
『…帰って来たんだ』
「え、何どういうこと」
『🏩入ってそのまま泊まるかと思ってた』
『ヤった?気持ちかった?感想聞かせてよ。』
「ちょ、待てよ」
『答えなよ。ねぇ、どうだった?』
「やってねぇよ、」
『あ、そーなんだ。じゃあおやすみ』
「待って、話聞いて、」
そう言いながら、彼は私の腕を掴んだ。心底まじで気持ち悪いし、吐き気がする。
『離して』
「話、きいて」
『何?惚気?あいにく私は疲れてるから聞けないや。どっかの誰かさんが浮気したせいで』
なんて嫌味を言えば、彼は申し訳なさそうな顔をした。いや、そんな顔するなら最初からすんなよって話。
「惚気じゃねぇよ、」
『はぁ…いいよ。言い訳聞いてあげる』
「ありがと、」
そう言って彼は少し嬉しそうな顔をした。私が大好きだった顔、あの女の人にも見せたのかな。そう思うと私は本当にしんどくなりそうで考えるのを辞めた。
「ごめん…オレ浮気したくてした訳じゃない」
『どういうこと』
「こんなこと聞いたら は? って思うかもしれねぇけど、」
「話す相手が、遊ぶ相手が欲しかった」
初めてなので不安でいっぱいです。暖かい目で見てくださっていれば幸いです。コメント等、お気軽にどうぞ