⚠️注意⚠️
本作は、マフィアを題材にしています。
その為、暴力や流血表現を含む場合が御座います。
今後、ヌード•流血•暴力表現を含むもの全てにセンシティブ設定を行います。
苦手な方は、自衛をお願いします🙇
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shk side
shk「はッ…はッ…はッ…はッ…」
路地裏に、俺の荒い息遣いと足音が響く
mb「おいッ!待てッ!」
後ろからは、俺を呼び止める怒鳴り声が聞こえる
早く…早く…!
彼処まで行けば、迎えの車が居る。
そこまで逃げ切れれば…!
俺は、路地裏を右に曲がり、落ち合い場所に辿り着く
しかし、そこに車の姿は無かった
shk「え……なんで…」
その時、パンッと乾いた音が鳴り、俺は地面に倒れ混む
足に鈍い痛みが走り、そこから どろりと血が流れ出る
mb「捕まえろッ!」
shk「はッ…はッ…はッ……ゴホッゴホッ…はッ…はッ…」
なんで…なんで車が無いんだ…?
場所を間違えた…?
いや、そんなことは無い。
時計台を真正面から臨める場所…そこは此処しかない。
じゃあ…なんで…?
意識がだんだんと朦朧してくる
取り敢えず、逃げなきゃ…。
俺は最後の力を振り絞り、手に力を込め、起き上がる
しかし、今度は背中を打たれ、俺はまた地面に倒れ混んだ
mb「取り抑えろッ!」
やがて彼奴らが追い付き、俺を押さえ込む
shk「はなせッ…!」
俺は彼奴らの下で暴れる
その度、背中に鈍い痛みが走り、顔を歪める
mb「おいッ、暴れるなッ」
しかし、抵抗するも虚しく、俺は手足を拘束された
shk「おいッ 離せッ!」
その時、向こうから、コツコツと革靴の音が鳴った
突然、男達が左右に掃け、道を開けた
音の鳴る方に目を向けると、コートを翻し、此方に向かって歩いてくる人影が見えた
顔は逆光により、よく見えないが、
体格から男性だということが分かる
その音は、だんだんと俺達に近づいてくる
そして、その男は屈強な男達の間を、颯爽と通り過ぎ、俺の前で立ち止まった
mb「お疲れ様です……ボス」
??「あぁ…」
mb「コイツが、例の彼奴です」
??「らしいね…」
ボスと言われた男は屈み込み、俺と目線を合わす
光が遮られたことにより、男の顔を視認することが出来た
コイツは…R.Oのボス きんとき だ
kn「ねぇ…君。君がなんでこんな状況になってるか、分かる?」
shk「……」
俺は無言で睨み付ける
mb「おいッ!」
俺を拘束した男が、俺の背中を蹴る
shk「ッ…」
kn「…う~ん。俺と話す気は無いみたいだね」
mb「ボス、コイツの処分はどうしますか?」
kn「取り敢えず、アジトに連れて帰れ」
mb「了解」
その瞬間、首に手刀を入れられ、俺は意識を手放した
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【補足】
R.O ••• re delle ombreをもとにしています。
特に深い意味はありません。
コメント
2件
ゑ⁉︎神作すぎて口角がぁぁぁ