bigbang
“注意喚起”
↳この作品では、実際に起きたこと(薬物の使用)を自分なりの考え(妄想)混じりで創作したものです。苦手な方は他の作品を見ることを推奨します。
完全に距離ができてしまった僕とT.O.P。
でも謝ろうという気持ちはなかった。
🐲「真剣にやらない彼が悪い…。」
一方、T.O.Pは
🔝「自分らしくして何が悪いんだ…?ジヨンの気持ちが分からない。」
と、どちらも”相手が悪い”と感じていた。
——翌日——
📞:プルルル….
🐲「ん…?誰だ、こんな朝早くから…。」
電話を掛けてきたのは…テヤンだった。
🐲「何か用があるのか…。」
と、少し不思議に思ったが電話に出てみることにした。
📞…..
🐲「はーい、もしもし…どうしたの?」
☀️「おはよう、ジヨン。今メンバーのみんなと
ご飯をしようとしてるんだけど、一緒に食べていかない?」
何故今…?
昨日あんなに痺れを切らしていたと言うのに。
でも断ることができなかったから、
🐲「わかった、今いくよ。場所は?」
☀️「うん、わかった。場所は….」
——集合場所——
☀️「!!ジヨン!!」
🐲「みんな…おはよう。」
(って、あれ…?T.O.Pがいない…?嫌われてしまった?それとも誘われてないのか…。)
ますます僕は不安になってしまった。
昨日、言い過ぎたな…….
🐼👼☀️「ジヨンヒョン…?大丈夫ですか?」
🐲「!!、ごめん、ところでタッピョンは….?」
そのとき、テヤンは、はっ!としたかのように僕に向かってこう言ってきた。
☀️「ジヨンヒョン、昨日のことで…。」
僕はテヤンの話を聞いたとき、罪悪感が残った。
その話は….
☀️「その…昨日、T.O.Pが僕にメールで相談してきたんです…。」
🐲「え…?」
☀️「これ、見てください。」
「今日、ジヨンと喧嘩した。でも、どうしたらいいか分からないんだ。この前は俺も少し苛立っていたけれど、今はとても謝りたいんだ。でも彼が既に俺を嫌ってしまったら…と考えると胸が苦しくなる。」
🐲「…….僕、彼に直接会いに行くよ。」
そう言うと、テヤンはニコニコと嬉しそうに微笑んだ。
👼「で、でもジヨンヒョン、ご飯は…」
🐲「…後で食べる。」
👼🐼「で、でも…!」
——練習室——
ここに彼がいると思えなかったが、もしかしたらと思い、T.O.Pを探した。
探していると、誰かが階段を降りてくるような音が聞こえた。
僕はいきなりで怖くなり、固まった。
🐲「…….誰だろ….。」
あちらも僕の方を見ているようだった。
僕は不思議に思いながらも固まっていると
あちらの方から、低く太い声が尋ねてきた。
???「誰だ?まさか、ジヨンか?」
!!!この声はT.O.Pだと瞬時に分かった。
僕はすぐに彼の前に立ち、謝った。
🐲「ご、ごめん!僕、あの時は言い過ぎた。
君の意見を聞いてあげられなくてごめん。」
そういうと、T.O.Pは
🔝「…俺も悪かった。ごめんなさい。」
と、言った。
僕ははっ!と頭を上げるとT.O.Pは柔らかい表情をしていた。
🐲「これからも頑張るから、サポートしてくれる?」
と言うとT.O.Pはゆっくり頷いた。
そうして、完全に 先程までの事を無かったかのように距離が縮まり、いつものように話しながら練習室を後にした。
集合場所としていた場所にはもうメンバーはいなかったけれど、翌日伝えると、メンバーはほっと安心したようにしていた。
☀️🐼「良かったぁあ!どうなるかと思いましたよ。」
と、喜びをあらわにする二人。
👼「…安心しました。」
と、控えめに微笑むテソン。
🔝「さ、練習しよう。」
と、珍しくやる気があるT.O.P。
僕はそんな彼を見て安堵した。
🐲「うん、頑張ろう。」
何故か今日の練習室はとても柔らかく温かい空気でリラックスできた。
——19:30——
僕達は、久々に全員揃って晩御飯にすることにした。
🔝「なあ、このトッポッギ(トッポギ)美味いぞ!食うか?」
と、T.O.Pは変わらない食欲をもっていた。
🐼「あはは、本当だ。美味しいですね。」
☀️👼「僕達も食べたい!」
そんな彼達を見て僕は
🐲(….。これがずっと続けば良いのに。)
と、叶わないことをずっと願っていた。
🐲「………。」
—「ーーい。」
🔝「おーい。」
🐲「!?」
🔝「何ずっと一点を見つめてるの?それとこれ、トッポッギあげる。」
🐲「あ、ありがとうタッピョン。」
と、T.O.Pがトッポッギを僕の口元に持ってきた。
🐲「うん、美味しい。」
何故だか、泣きそうになった。
懐かしく感じた。
——2011年——
そして月日が流れて2011年。
この頃、僕達bigbangはとても売り上げ、大ブレイクし始めた。
嬉しい。嬉しいけれど辛い。
プレッシャーがある….。トップになったからには何かしなければ….。
そう考え込んでいると僕の携帯からピコン、と
音がなった。
携帯を手に取ると、T.O.Pからメールが一通来ていた。
——メールにて——
🔝「ジヨン、君が忙しいのは俺も承知の上だよ。でも打ち勝てないからと泣かないで。しっかりとご飯も食べて、大変なら、俺達に言ってほしい。」
と、一通のメールを送ってきた。
僕はまさかT.O.Pのヒョンからこのようなメールを送ってくるなど、想像もしていなかった。
僕は目に涙をためながら、
🐲「ありがとう、ヒョン。」
と、短くシンプルではあるが、返事をした。
——3ヶ月後——
僕達は変わらず練習していた。
そんなある日、スンリはこう言った。
🐼「俺達、五人でbigbangだよね。」
当たり前なのに、僕は何故か重く感じた。
🐲「当たり前だよ、スンリ。僕達はずっと五人だよ。」
そう僕が言うと、👼🔝☀️は深く頷いた。
何故スンリはそのような事を聞いてきたのか。
不思議で仕方がなかったが、あまり考えないようにした。
ぼーっとしていると、次の曲の練習が始まっていた。
🐲「はぁ、はぁ。疲れた。みんな、休憩しよう。」
そう言ってメンバーの方を見ると、相変わらずT.O.Pはテソンに飛び込み、くっついていた。
僕は仲がいいなぁ。と、少し妬みながらも水を飲もうとした。
だが、今日は水をバックに入れるのを忘れてしまい、水分を得ることができなかった。
どうしようと焦ったが、かっこ悪いところを見せたくないと思い、平然としているように見せた。
その時、スンリは僕の方に寄ってきた。
当時僕はスンリを嫌っていたから、げっ、と静かにその場を離れようとした。
すると、彼は話しかけてきた。
🐼「ジヨンヒョン、休憩しないの?」
スンリはずっと僕の事を見ていたかのように聞いてきた。
🐲「もう十分休憩したから。」
はやく離れたかった。話したくなかった。
🐼「ヒョン、これ。ちょうど二つペットボトルを持ってきているから、飲んで。」
僕の方に差し出されたペットボトルを見て、親切であるスンリに驚いた。
🐲「….。ありがとう。」
と、少し冷淡であったが、受け取った。
しばらくすると、スンリは話を続けた。
🐼「最近元気がないね、ヒョン。大丈夫なの?」
🐲「あぁ、うん。大丈夫だけど。」
🐼「….。今日息抜きにどこか行かない?」
🐲「……..。」
僕は迷った。作曲もしなければいけないし、
振り付けも完璧に覚えておかなければ…。でも息抜きもしたい。
悩んだ結果は、
🐲「うん、分かった。じゃあ終わったら行こう。」
スンリはとても嬉しそうに
🐼「わかった、ジヨンヒョン!」
そして興奮しているようにも見えた。
——20:20——
今日も遅くに練習が終わった。まあ、理由は僕なのかもしれないけれど。
外に出ると、冷たい風がぴゅー、とこちらにかかってきた。僕は体を震わせながらスンリを待っていた。
しばらくすると
🐼「ジヨンヒョン!待たせてごめん。」
🐲「スンリ、お疲れ様。ところで、どこへ行くの?」
そう聞くと、スンリは口角をあげ、口を開けてこう言った。
お疲れ様でした。
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次回は「息抜き」
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