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2 - 幽霊は彷徨う

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2025年06月23日

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俺は死んでいた。



幽霊って、何も感じないと思ってた。

感覚はニンゲンのようにある。

俺は、ニンゲンの時の記憶が無い。

覚えていたのは、僅かな記憶。

誰かが俺の名前を呼ぶ。



それからだ。

俺が死んでいると自覚をしたのは

自分が死んだ事と名前しか覚えてない。

ニンゲン、のように感覚はある。

だから”痛い”なんて感覚もあるし

“苦しい”なんて感覚もある。



俺の名前は  「翠月 緑」

こんな、よく聞く話。

俺は死んだのだ。

皆が思う、死後の世界…みたいな場所ではない。

現実世界に俺はいる。

守護霊でもない、地縛霊でもない奴だ。

そこら辺をフラフラ彷徨っている幽霊だ。

幽霊、お化けそんな感じ。


突然、ガタッと動き出すものは

大抵お化けの仕業。

けどね

皆が思っているよりも、幽霊は沢山いる。


もう、使われてない物も何かが動いて

幽霊みたいになっている。

幽霊だから、ニンゲン世界で言う

“見えちゃいけないものもある”

化け物〜…とか、そんなのだ

お化けも…いる

お化けと幽霊の違いもある

皆、同じじゃないの?って思う人もいる

お化けは、ニンゲンじゃないよく分からないもので

幽霊はニンゲンがなるもの

そんな違い


俺も、フラフラ彷徨ってた

何処だろう、知らない土地をずっとさ迷っている

いつの間にか、体力は尽きて俺は寝てしまった


次に目を覚めると、病室だった

隣からは声がした


「君、大丈夫?!」

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