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ブシャッ(鼻血) 神か…?あぁ、神か…
⚠︎御本人様には一切関係ございません⚠︎
こちらの作品はwrwrd様の小説版創作ドラマとなっております。
登場人物に出てこない方がいるかもしれません。
公式の情報をアレンジしている箇所がある可能性がございます。
ご理解頂けますと幸いです。
・腐等の要素は一切含まれておりません
・軍パロ
・sha様が主人公 となっております
キャラ崩壊や誤字脱字等あるかもしれませんが、ご了承ください。
それではどうぞ、ご覧下さい。
sha視点
ドンドンッッ
と、扉を叩かれる
何事だ、?と思いながら扉を開けに行く
sha「はいはーい、」
ガチャッ
扉を開けると
ギュッッ
誰かが抱きついてきた
sha「ぅわ、!?」
sha「s、sypくん、?!」
sypくんが、俺に思いっきし抱きついてきていた
syp「ッ…ギューッ」
sha「??」
いきなり部屋に押しかけてきて、抱きついてきて、というよく分からない状況に頭の中が”?”でいっぱいになる
sha「s、sypくん〜、?」
sha「どしたん、?ナデナデ」
何となく、俺はsypくんの頭を撫でる
syp「…スリスリ」
sha「な、なんか言ってくれな分からへんのやけど〜、?」
syp「…居なくならんとってください、ギュッ」
先程より、抱きしめる力が強くなった
sha「…それは、無理なお願いやなぁ、w 」
sypくんの為でもあるから、それはどうしても出来ない
syp「ッ、」
syp「なんで、ですか、ッ!!」
sha「…、」
syp「ワイは、ッ」
syp「shaさんが居らんと生きてけへん、」
sha「…そんな事ないよナデナデ」
sha「俺がおらんくなっても、皆何時もと変わらへんよ」
sha「…いつも通りの日常やで?ニコッ」
syp「そんな訳、ないじゃないっすかッ、」
syp「shaさんが、ッ!!」
syp「shaさんが居なかったら、意味ないんすよ…」
sha「…」
意味が無い、?
まるで、 “俺が居るからこの軍にいる” みたいやな、w
sha「…よー分からへんけど、」
sha「俺がこの軍を出ていくのはもう決定事項なんよ」
sha「俺は、出て行かなあかんねん 」
syp「残るって選択肢は、ないんすか、ッ?」
sha「…ないよニコッ」
syp「ッッ!!」
syp「…せめて、なんで抜けるかだけ教えてください…ッ」
sha「…」
sha「皆の為」
syp「ッ… 」
syp「そ、そんなん_ 」
sha「_って、言いたい所やけど!」
sha「きっと自分の為やろうな、w」
syp「…」
sha「…俺が、これ以上苦しまない為に 」
sha「お前らがこれからも幸せでいる為に」
sha「俺は抜ける」
syp「、正気ですか、?」
sha「うん、」
syp「ッ…!!」
syp「ダダダダッ」
sypくんは、そのまま走り去ってしまった
sha「…はぁ、」
sha「ほんま、自分勝手やな〜、俺…」
syp視点
俺らの幸せ!?!
そんなん、自分で決める、!!
少なくとも俺はshaさんが居らんかったら幸せになれへんのに、!!
何も、分かってくれへん…
syp「はぁ、逃げ出してきてもうたなぁ、w」
ci「…syp、どしたん、?」
syp「あ、ci…」
syp「…さっき、shaさんと話してきたんよ」
ci「!!」
syp「…抜ける理由聞いたんやけどさ、」
ci「うん、」
syp「俺らの幸せの為やって…」
ci「ッ、」
ci「意味が、分からへんよ…ッ」
ciも、今俺と同じ気持ちしとるんやろな
syp「あの人は、自分の存在がどれだけでかいか全く分かっとらんよ…」
ci「…まじでどうしたらええん、?」
ci「どうしたらshaさんを止めれるん、?」
ci「教えてや…」
syp「…」
syp「そんなん、俺やって聞きたいわ…」
rbr視点
俺はずっとshaの事について調べていた
出身地や誕生日、血液型や母校まで
隅から隅まで調べていた
rbr「…shaって、この学校行っとったんやなぁ、」
目に入ってきたのはshaの母校の学校
所謂軍人学校的な所だった
rbr「ここ有名な所やん…」
何となく、shaの学生時代について情報を漁っていた
rbr「ん、?」
すると、気になる点が1つ、見つかった
rbr「…仲が、良くない、?」
ある1人の生徒とshaの仲があまり良くないとの事だった
そんなに気に留めることでは無いが、何故が気になった
そもそも、彼奴は人に嫌われにくく、逆に好かれやすい
俺達があれだけshaに執着している程だ
rbr「…実技入試トップは…」
rbr「”sha”」
rbr「まぁ、当たり前よな」
rbr「2位との差も大分あるな…」
rbr「…ん、?」
rbr「でも、入学後の実技テスト…」
rbr「丁度真ん中…」
rbr「その次の次からはずっと1位か…」
rbr「なーんか、不自然やな」
そもそもshaが1位以外を取るわけがない
彼奴はzmより強いから
彼奴より強い奴がこんなに居ってたまるか
…
となると、何かの事情で意図的に下げた…?
rbr「…1位を取り始めた辺りから此奴から嫌がらせ的なの受けとるな…」
嫌がらせとは言っても大きな事では無かった
でも、異様に其奴だけがshaを嫌っていた
写真にも絶対に2人では写っていない
rbr「…ま、でも何も関係ないか」
そう思い、次の調べ事へと移った
sha視点
sha「…」
sha「暇やな〜…」
俺は今、とてつもなく暇を持て余している
sha「久しぶりに、自主練でもしますか〜、」
そう思い、愛武器のシャベルを持って部屋を出た
訓練場へ向かっている時、大先生と出会った
sha「あ、!」
sha「だいせんせ〜!」
ut「…あ、shaちゃん…」
何だか、大先生の元気がない
sha「?」
sha「どしたん?元気ないやん」
ut「ッ、」
ut「いや、なんも無いよ」
ut「気にせんでええよ、ニコッ」
sha「…、お前、作り笑い下手」
ut「ッ?!」
sha「…」
sha「どうせ、”俺が抜けるから〜”、やろ、?w」
ut「ッ!」
ut「…そうやで、」
sha「…ごめんな〜、」
ut「そんなん言うんやったら抜けんなや、ッ」
sha「それは、無理やな〜、w」
ut「何で、そんな抜けたいねんッ、!」
sha「…」
sha「俺かて別に、抜けたいわけちゃうよ」
sha「出来ることなら、皆と此処でずっとバカしてたいもん、」
ut「じゃあ、何でッ、」
sha「…」
sha「運命を、変える為に」
sha「抜ける事が、唯一の救いの方法やと思うから」
sha「俺が居なくなることで全てが丸く解決するから」
sha「俺が”もう”苦しまない為に、」
sha「皆が、これからも幸せに暮らせるように」
sha「ただ、それだけやで、?ニコッ」
ut「意味が、ッ分からへんわ、」
ut「何で、俺らの幸せをお前が決めるんや、ッ」
sha「…」
sha「さぁな、w」
ut「運命とか、救いとか、意味が分からへんよ…」
sha「…」
分からなくていいよ、
分かったら駄目な事だから
これ以上、止めんといて
ut「…なぁ、shaちゃん」
sha「ん?」
ut「どうやったら、俺らはお前を止めれるん、?」
sha「…どうやっても無理よ」
sha「絶対に」
ut「ッ、」
sha「じゃあ、俺もう行くから」
ut「ッ、俺らは、!」
ut「絶対にお前を引き止めて見せるからな、!!」
sha「ッ…、」
sha「ニコッ」
俺が居ったらお前らが死ぬのに、此処に残っとくって言う馬鹿が何処に居ると思ってんねん…
俺は、抜けてお前らの幸せを見守るって決めとるんやから
ut視点
俺がどれだけ語りかけたってshaちゃんを止めるのは無理だって分かってる
でも、それでも、今のshaの気持ちが知りたかった
shaちゃんが見せた笑顔は、何時もより切なくて、今にも泣き出しそうだった
…俺が好きなあの笑顔ではなかった、
必死に辛い気持ちを押し殺しているのだろう
でも、全く隠せていない
“本当は抜けたくない” という気持ちが滲み出ている
ut「どうせなら、もっと潔く捨ててくれよ…」
shaの遠くなった背中を見つめながら呟く
ut「…あんま強がってんじゃねぇよ、バカsha…」
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最終回に近づいてきましたね、!
ෆ 300