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ちょむ
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第3章 知らない笑顔
それから数日。
あかねは少しずつ学校に馴染んでいった。
休み時間には友達と話し、放課後には委員会の仕事を手伝う。
その中でも、よく話しかけてくる男子生徒がいた。
「なあ、あかね。今日の数学の課題終わった?」
「うん、終わったよ」
「マジ? ちょっと見せてくれない?」
「答えを写すのはダメだよ」
「じゃあ教えて!」
「それならいいよ」
二人で笑いながら教科書を覗き込む。
その様子を、教室の反対側から見ている人物がいた。
ボスキだった。
「……」
手に持っていたペンが止まる。
「ボスキ?」
隣の友人が声をかける。
「何だ」
「さっきから怖い顔してるけど」
「してねぇよ」
「してるって」
ボスキは視線を逸らした。
「……別に」
けれど。
また、あかねの方を見てしまう。
男子生徒と楽しそうに話している。
いつも自分と話すときより、ずっと楽しそうに見えた。
「……何なんだよ」
小さく呟く。
自分でも、その苛立ちの理由が分からなかった。
コメント
1件
おお、第3話! あかねがだんだん学校に馴染んでる感じが描かれてて、ほっこりしたんだけど…ボスキのあの表情、めっちゃ気になるわ笑 男子と楽しそうに話してる姿を見てる時の苛立ち、自分でも理由わかってない感じがリアルで刺さった。あかねの笑顔は知らないのに、心はざわつくってやつね。この先の展開が気になるわ〜! さくらさんのこういう心理描写、めっちゃ好き。続き楽しみにしてる🔥