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コメント
4件
歌のリクエストがあれば、やりますよ!
よかった、国家モノのほのぼの甘やかし回だ…!日本の切ない歌声から始まって、イギリスの紳士的ハンカチ差し出しからの猫耳撫で、日帝兄さんの「よく頑張ったな」抱擁…と、優しさのボルテージが段階的に上がっていく構成が気持ちよかったです。特に「桃源郷なんてなかった」が最後に「ここが楽園だった」に変わる着地、グッときました。過保護な国々に囲まれてタジタジになりながらも猫耳パタパタさせる日本、癒やし……次も楽しみにしてます!
YUKI♡
ゆっちゃん
10,591
84
星野あいらん
424
こんにちは!
文字、見えてますかね?
もしも見えなかったら、ブラックモードにして頂くと見えると思うので!
後、前の話も終わってないのに、書いてしまい、申し訳ございませんm(_ _)m
ちなみに、この話は、1話1話内容は繋がってませんので、気をつけてくださいね!
では、本編どぞ!
世界会議の長い休憩時間。騒がしい会議室を抜け出し、日本は1人、静まり返った屋上にいた。
フェンスに身を寄せ、遠くの空を見つめる日本の頭の上で、いつもの猫耳が力なく伏せられている。
誰もいないと思い、日本はそっと唇を開いた。
日本:「……桃源郷なんて、なかったんだ……」
透き通るような、だけど今にも壊れてしまいそうなほど悲しい歌声が、屋上の風に溶けていく。
それは、どれだけ手を伸ばしても理想の場所(トウゲンキョウ)には届かない、孤独と諦めを綴ったとても切ない曲だった。
日本はぎゅっと胸元を掴み、感情を込めて歌い続ける。瞳には、今にもこぼれ落ちそうな涙が浮かんでいた。
しかし、日本は気づいていなかった。
会議室から日本がいないことに気づき、心配して捜しに来ていたイギリス、アメリカ、そして陰から見守っていた日帝たちが、扉の隙間からその姿を息を呑んで見つめていたことに。
イギリス:「日本さん……あんなに悲しい顔をして……」
イギリスが胸を痛めて呟き、アメリカもいつもの笑顔を消して拳を握りしめる。日帝は静かに、だがその瞳に深い愛おしさと切なさを宿して日本を見つめていた。
最後の切ないフレーズが終わり、日本が小さくため息をついて涙を拭おうとした、その瞬間だった。
バタンッ!!と激しく屋上の扉が開いた。
アメリカ:「日本ーーーっ!!」
イギリス:「に、日本さん! 大丈夫ですか!?」
中国:「日本、泣かないでヨ、どうしたアルか!?」
突然扉から飛び出してきたアメリカと中国が、今にも泣き出しそうな顔で日本に駆け寄る。
日本:「え、あ……皆さん? なぜここに……」
驚きで見開かれた日本の瞳から、こらえきれずについに涙がポロポロとこぼれ落ちてしまった。
すかさず、イギリスが日本の前にそっと跪き、綺麗に折りたたまれた白いハンカチを差し出した。
イギリス:「……驚かせてすみません。ですが、あんなに悲しい歌を聞いて、放っておけるはずがないでしょう」
イギリスは紳士的な手つきで日本の目元の涙を優しく拭うと、そのままふわりと、日本の頭の猫耳の間を優しく撫でた。
イギリス:「もう泣かないでくださいよ。貴方がそんな顔をしていると、胸が締め付けられます」
日本:「う、あ……イギリスさん……」
耳をピコピコと動かしながら、日本は顔を真っ赤にする。
アメリカ:「そうだぜ日本! 桃源郷なんてなくても、俺たちがいる! 何があったって俺が日本を守るからさ!」
アメリカが大きな体を縮めて日本の手をぎゅっと握りしめ、中国も
中国:「そうだアル! 辛いことがあるなら何でも余に言うよろし!」
と、日本の背中を優しくさすって心配そうに覗き込んでいる。
周りで見守っていた他の国たちからも、「いつも頑張りすぎなんだよ」「今日はもう会議なんてサボって、みんなで美味しいものでも食べに行こう」と、次々に温かい声がかけられた。
みんなの過保護なほどの優しさに圧倒され、日本が完全にタジタジになっていると、後ろから静かな、けれど誰よりも温かい足音が近づいてきた。
日帝:「……もう、十分に抱え込んだだろう」
日本:「あ……日帝、兄さん……」
日帝は日本を引き寄せると、大きな袖で包み込むように、兄らしくぎゅっと優しく抱きしめた。
日帝:「よく頑張ったな。もう一人で泣く必要はない。俺らがいつでも、お前の側にいる」
日帝の胸の中で、日本は完全に力が抜け、塞ぎ込んでいた猫耳を嬉しそうにパタパタと揺らした。みんなからの溢れんばかりの愛に包まれて、日本の心はすっかり温かさで満たされていく。
日本:「……はい。……ありがとうございます、皆さん」
桃源郷なんて、本当になかったのかもしれない。
けれど、大好きなみんなに囲まれて、全力で甘やかされているこの場所こそが、日本にとっての本当の楽園だった。
はい、どうでしたか?
本当は歌の歌詞も入れたかったんですが、文字数がやばくなりそうだったのでやめました💦
誤字などがあるかもしれませんが、その時はコメントで教えて下さると嬉しいです!