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星空の下、船上では萌香が一人、釣りをしていた。彼女は静かに糸を垂らし、波の音を聞きながら魚がかかるのを待つ。
「いい感じ…今日は絶対に大物を釣り上げるんだから!」
萌香は自分にそう言い聞かせながら、釣りに集中していた。しかし、次第に彼女の表情が曇り始める。
「……ちょっと、トイレ行きたいかも。」
萌香は心の中でそう思ったが、すぐに首を振る。
「でも、今は大事な時間だし、釣りをやめたくない!」
トイレに行くと言うのが恥ずかしいという理由もあった。いさなやみりん、ゆうなに聞かれでもしたら、それだけで死ぬほど恥ずかしい。だから、萌香は我慢することに決めた。
「大丈夫、大丈夫…すぐに魚がかかるはずだし。」
萌香は自分に言い聞かせながら、竿を握りしめる。
時間が経つにつれて、萌香の顔には焦りの色が浮かんでくる。お腹の奥にじわじわとした圧迫感が広がり、もう限界に近づいているのを感じていた。
「お願い、早く何か釣れてよ…!」
そう願った瞬間、竿が大きくしなり始める。
「やった、かかった!」
萌香は喜び勇んでリールを巻き始めたが、その動きがさらなるプレッシャーを生む。
魚との格闘がピークに達したとき、萌香の体が悲鳴を上げる。
「ちょ、ちょっと待って…!まだ我慢できる…!」
だが、その言葉もむなしく、体は彼女の意思に反して反応を始める。
「……っ!」