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いますぐ輪廻(なきそ様)の歌を小説っぽくしました。一部参考。
鬱要素、あるかもね!
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…いますぐ…_
ピピピピピピ ピピピピピピ
音に目覚めた私は、うるさく鳴る目覚まし時計を掴み、壁に思いっきり投げ壊した。
「…、はあ…また私寝ぼけて…」
凹んだ目覚まし時計を見て、すっかり目が冴えた私は、ため息を吐いて、呟いた。
私の名前は初音 夏妃、冴えない女子高生だ。生まれたのが、夏の時期だったから夏妃なんだって!
今日も普通に学校に行って、友達と軽く喋って…るはずだったんだ。今までは、
君「おはよう、初音 」
君が来るまでは…
私「おっ、おはよう!」
君「慌てすぎだってば笑」
私は、君が好きだ…どうしても。
君「?どうかした」
私「…なんでもないよ、」
あまりにも毎日が憂鬱に感じた私にとって、この恋は人生を変えた神様からの…。
君「…起きてる?」
私「あ、ごめんごめん」
…君の薬指に指輪が見えた。婚約者の指輪だ、 私、知ってるよ。君は私のことが好きだけど、政略結婚?とやらのせいで、付き合えないこと。だから、全部白紙にして欲しいわ……ま、無理だけど。
私「…いっそのこと…。」
と、小さく呟いた瞬間、周りが桃色に染まった。その出来事に驚いていると、ある少女がひょっこり、出てきた。
私「貴方…誰?魔法少女みたいな格好。」
と、私がその少女に問う。すると
「私は██!アナタの言う魔法少女みたいなものよ!」
と、なんの躊躇いも無く魔法少女(みたいなもの)、と名乗ったので目を大きく開いた。名前は聞き取れなかったが、そこは魔法少女と呼ぶとしよう。
私「…魔法少女が、なんの用?ちなみに言っておくけど、私、魔法少女の素質なんて全く無いからね。」
█「うん!わかってるよ!ワタシはただアナタの願いを叶えに来ただけ!」
私「……願いって、なんの?」
█「それはね…」
█「アナタが大好きな人と結ばれるまで永遠に来世で会えるんだよ!」
と、意味の分からないことを言い出した。
私「それって…どういうこと? 」
█「何回も言わせないでよ!アナタの大好きな人が…」
私「そうじゃなくて!どうやって来世に行くの?」
私は嫌な予感がした、それは的中するだろう。
█「大好きな相手を○してアナタも○ぬ」
私「…」
█「アナタが願った通りでしょ?」
ニコリと私に笑いかけた。
私「まあ…そうね、じゃあ…叶えてよ」
█「おっけ〜い!」
と、魔法少女が了解のポーズをした瞬間、私は元の場所に戻された。時は経っていないようだ。
私「…やるか」
私は、いつも通り、家に帰った後、キッチンから包丁を手に取って君の家に行った。
彼とは良く家に招かれていたから良く覚えているよ。
ピンポン、と鳴らし、ドアを叩くと、彼が出てきた。
君「あれ?初音、何か用?」
と聞きに来るが私はそれを無視して君に近寄る。
君「は、初音!?」
と彼が照れ、驚くが、気にしない。だって、君の薬指には婚約者の指輪がある。
仕方がない事だ、だからまた。
私「来世でまた会おう。」
と、言い放ち、彼の心臓や首を刺した。
君の心臓の音はさっきまであんなにうるさかったのに、今では全く音がしない。
死んでしまったのだろう。では、私も死ぬとしようか。
私「あぁぁあぁぁあっ !」
と私は叫んだ後、喉を刺し、死んだ。
█「今回は結ばれないね…。」
█「いますぐ輪廻!」
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続くよん!