💙side
もうすぐ、涼太が俺の家に来る。
俺はつい1時間ほど前に仕事を終わらせて、帰ってきたところだ。
どうしよ、先に風呂入っちゃおうかな。後が詰まると困るし、…早くやりたいし。
スマホ片手に、浴室へと足を運んだ。
丁寧に体を洗って、浴槽に浸かる。
💙「……はぁ。」
なんか謎に緊張してきちゃった。
顔を手で覆い、1度ため息を吐く。
うわー、どうしよう。なんか色々調べたりしたけど、上手く出来るかな。前は勢いで行きそうになってたから、特になんも考えてなかったけど……。考える期間ができるとそれはそれでキツイな。
……ヤバい、のぼせそう。
ザバッと風呂から上がり、スキンケアなどして心を落ち着かせた。
体はのぼせて熱いままだ。
驚いて身が跳ねた。
来たみたい。
玄関へと歩き、扉を開く。
❤️「どうも……あれ、なんか、顔赤いね。風邪?」
💙「違う違う、のぼせた。」
❤️「あぁ…びっくりした、w」
小さく笑って言う彼を見ながら、どうぞと部屋に上げる。
涼太は風呂がまだだったらしいから、そのまま浴室に案内して、俺はゆっくり体を冷やすことにした。
リビングのソファに寝転がって、ぼーっとSNSを見たりとか。大してやることも思いつかなかったから…仕方ない。
…ドライヤーの音が聞こえる。上がったみたいだ。
❤️「…あのさ、1個聞いていい?」
💙「ん?あ、うん。」
持っていたスマホの奥に彼の顔が現れて、若干驚きながら返事をした。
スマホを机に置き、体を起こす。
❤️「俺たち、どっちがどっちなの。」
💙「……え、俺が攻めんじゃないの?」
俺が受けとか信じらんないんだけど。そう言いたげな顔をすると、涼太は顔を変えずに言った。
❤️「…いや、別に翔太がそっちなら俺は受けるけど。」
💙「涼太は受けだろ、可愛いし。」
❤️「翔太の方が可愛いと思うけどな、皆バブって言ってるし」
💙「いや、それは違う」
❤️「違うんだ、w」
………、
💙「ベット、行く?」
❤️「…うん、いいよ。」
やっばいな、緊張するわ。
そんなことを考えながら、寝室へと歩き、ベットに座る。
❤️「…緊張してる?」
💙「いや、別に…」
❤️「俺は緊張してるけど。ほら。」
手を取られ、彼の胸に当てられる。
凄いバクバク言ってる。緊張してる。
💙「…いい?」
❤️「うん。」
彼に口付けをした。
もう1回、もう1回って。
舌を入れたら、俺の腕を弱い力で掴んできた。耳が赤くて、可愛い。
ゆっくり押し倒して、スルッと服に手を入れる。
❤️「…なん、か、手慣れてるね。」
💙「…何?」
❤️「ぃや、別に…っん、//」
俺がスリ、と物に触れると、涼太は小さく声を漏らした。
少し困り眉になっている彼に、小さく言葉を渡す。
💙「…お前が初めてだけど。」
❤️「…それは知ってる、」
ふっ、と浅く彼は笑った。
❤️「翔太だもんね。」
…なんだそれ。
なんか言わされた感じがしてやだな。
少しムッとして、手を動かした。そしたら涼太は体を跳ねさせて、声を出した。
💙「…もういいから、いけよ早く。」
❤️「ん、くっ…//」
グッと声を抑えながらではあったが、俺の声で涼太は達した。
近くに用意しておいたローションを手にかけて、ぐちと穴に入れる。
💙「痛くない?」
❤️「う、ん…」
…意外とすぐ入るかも。いや、分かんないけど…
2本、…3本、時間かけて指を増やしてったら、涼太にキスをせがまれたんでキスして。
💙「もう…入れていい?」
❤️「ぅん、ちょっと優しくして、」
💙「…頑張る。」
そう言い、ゴムつけて、ゆっくり彼の中に押し込んだ。
やっぱキツイか、いや…いける。
❤️「ぅ、ちょ…っ待って、」
💙「ん、」
彼の言葉をキスで塞いで、グッと中に入れ込んだ。
…動かしたら、どんな反応するかな。
そう思い、緩めに腰を抜き差ししてみた。
❤️「んっ、ぁ、♡」
おっ、声出た。
顔を離したら、すぐ口を塞いでしまった。
…まぁ、そのうち離すっしょ。
💙「…動くから、痛かったら言って。」
頷く彼を見てから、俺は腰を動かした。
❤️「あ゙っ♡ ぁ、まっ、しょうた…!♡♡」
💙「やだ、もうちょっと。」
1時間も経てば、涼太もゼェゼェよ。
俺は案外絶倫だったみたいで、涼太ばっかいってる。
可愛いよね、やっぱ。
💙「きもちい?」
❤️「く、ふ…っ♡ う、ん。//」
❤️「や、でも、体力…が、」
💙「ん?あぁ…」
💙「明日休みだし、いいでしょ。」
コメント
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最高かよ!!