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暫く、花奏ちゃんが委員会で早く行き遅く帰ることが多くなった。
でも私はそれに違和感を覚えた
夜の8時まで委員会は続くのだろうか
だけど当然のように夜学校へ入るには担任と校長の許可が降りなければいけない
委員会室にも許可証がないと入れない
…待つだけかぁ
ザーーッ…ザーッ……
「あぁあ゛〜…暇!」
「いつもなら花奏ちゃんが遊んでくれるのにぃい…」
「委員会のばかぁあっ…!」
バタバタッ……
「…」
「雨…」
「酷いなぁ」
花奏視点
『ぅ゛ッ……ぐぁ゛ッ……カヒュッ…』
『っ゛…フーッ…フーッ……』
(今日はいつもより優しい気がする…)
(でも…痛い……っ)
[そろそろかぁ〜]
(…そろそろ、?)
(何、?)
[ねぇマジであの先輩呼ぶの…?]
[流石にそんな事したらあたしら退学だよ…っ!]
[何?お前らこいつを庇うの?]
[そういう訳じゃ……ッ]
[やるのは先輩なんだ、あたしらはしらばっくれてればなんもならねぇよ]
『…、?』
(先輩…?)
(どういうこと…一体何を…)
ガラガラガラッ…
[お前らぁ〜待ってたぜ?]
[あ、先輩〜!]
[こいつ!なかなかでしょ?]
[そうだなぁ…いい体つきしてんじゃん…]
『ゾワッ……』
(気持ち悪い…)
[あたしら先帰ってますんで、どうぞお楽しんでくださぁい]
[おう]
『えッ……ぁ…』
[じゃーねぇ〜♪♪]
ガラガラガラッ…バタンッ……
(なんだろう…凄く嫌な予感が…っ)
[ごめんな姉ちゃん]
[お前の初めて貰うわw]
『…初め…て、?』
ズルッ…(スカートを脱がす)
『きゃッ……やめてッ…!』
ガンッ…(手首を抑えられる)
『ヒュッ……』
[お前に拒否権ねーからw♡]
『ぁッ…………』
(やばい…)
(誰か…)
(助けて…)
遥乃視点
カチッ…カチッ……
「んー…遅すぎない?」
「もう9時回ってるのに…」
「…担任に電話してみよう…」
プルルルルッ…プルルッ…ピッ
先生[はい、もしもし]
「あ、先生」
先生[遥乃さん、どうしたの?]
「あの、…学校ってまだ空いてます?」
先生[え?もう閉まってるけど…もしかして忘れ物?]
「ぇ…」
「いや…その」
「…筆箱を忘れてしまって…」
先生[あらら、なるべく忘れないようにね?]
先生[筆箱なら明日取りに行きなさい]
「はーい」
先生[それじゃあね]
「はい、またあした。」
ピッ…
「…閉まってる……?」
「買い物かな…」
「…探しに行かないと」
花奏視点
『ぅ゛ぐッ…/// やめ…で…ぇ゛ッ ポロポロッ……』
[気持ちいくせに嫌がんなよッ♡]
性行為というのはやはり初めてで
本来なら気持ちいんだと思う
だけど気持ちさなんてなくて、ただ心苦しく、痛いだけだった。
空き教室の中、灯りをつけずに水音が早くなっている。
こいつの吐息が耳元で聞こえて
それが何より気持ち悪くて
涙しか、正直でなかった
放つ言葉も跳ね返され、ひたすら罪悪感に浸される時間
[ぅ゛ッ…出るッ]
『…へ…ッ、?』
[中に出すぞ…ッ!♡]
…は?
待って…中に出されたら…ッ
『やめ゛ッ……て!』
『ぉねがい゛ッ…だかっ……ら…ッ!ポロポロッ』
[俺の子孕んでくれよ……ッ!フーッ…]
『やだぁ゛ッ……!!』
ビュルルルルッ……
『ぁ゛あ゛ぁ゛ッ……!』
[気持ちよかったぜ…ッ♡]
そう言葉を残したまま帰って行った
お腹に異物がある感覚
吐き気がしてくるけど、今は吐く気力もない
何より酷いほどの罪悪感に浸されてる
子供を産んでしまったらどうしよう、と
遥乃ちゃんにどう説明しようか
何故、好きでもない人としてしまったのだろう
これが運命なのだろうか
私は子供なんて要らなかった
遥乃ちゃんと一緒に居られれば
ずっとそれでよかった
だけど…。
もう、手遅れだ。
『…ぅッ……ひッ…ぐ…ポロポロッ』
泣きながらズボンを履き、ぐちゃぐちゃになった床を雑巾で拭く
あぁ…
死にたいな。
遥乃視点
「あれ…どこにも居ない…」
「こういう時って警察に行った方がいい…、?」
「でももしかしたらちゃんと見てないだけ…?」
「どうしよう…花奏ちゃッ…」
「花奏ちゃん…、?」
タッタッタッタッ……
「はッ……は……!」
『…! 遥乃…ちゃ…』
ぎゅッ……
『…遥乃ちゃん、?』
「どこ行ってたの……!」
「もうッ…10時だよ…、」
「土砂降りの中何してたの…っ」
『…ごめんね、少し公園で雨宿りしてたの』
『雨酷かったけど…電波も繋がらないし、何より傘もないしで…ごめんね』
「ぇ…、?そうだったんだ…」
「ごめん…私も怒鳴っちゃって…」
『ううん、探しに来てくれてありがとう』
「ッ……うん……っ、!」
「帰ろ!風邪ひいちゃう」
『うん』
『…ねぇ、遥乃ちゃん』
「ん?なーに?花奏ちゃん」
『…』
「…花奏ちゃん?」
『…やっぱ……』
『なんでもない』
「えぇ?」
「気になるーっ!」
『なんでもないって…w』
『…多分ね。((ボソッ』
ジャッジャジャーン!(?!)
14話終わりでーぇす パッパラーーッ
いやぁ…MOB(先輩)は後でシバきましたと
もう一生動けないからだにしてやったわ(作者の権限とか言うやつ)
そしてちなみにもうそろ最終話です
多分…あと2話くらいかな?
てかこれ1話から読んでくれてる人おる??()
ちなみに無名さん最初から最後まで全部読んでる(一応ミスないか確認)
まぁミスあっても治さんけどね(治さんのかい)
とりあえず〜ん!ここまで見てくれてありがトューーース!(トゥ━━━━(゚∀゚)d━━━━ス!)
おつにだんだんだだんごー!
(ここまで来たらもう正常)