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俺は、心を整理した。
「ふぅ…俺の姉だったら、潔く…そうだ…決心しよう…」
俺は、覚悟を決めた。
確実に、俺は、恨まれている。
何故お前だけ、生きているのか…。
多分、こう思われているはずだ。
そんな時、肩に手を置いてきた。
「要君…なんでそんな顔をしているのかな?…さっきの言葉聞こえたけど…、死ぬわけじゃないよね?」
そんな言葉先輩の顔は、悲しそうな顔をしていた。
そんな言葉先輩に、俺は、返した。
「大丈夫です…死なないですよ」
嘘が辛かった。
言葉先輩に、嘘をついた。
家族同然で、受け入れてくれた、
言葉先輩に嘘をついて、死ぬことが。
先輩は、こう言った。
「死んじゃ…ダメだよ…本当に…」
そして、先輩は、俺の胸で、涙を流し、寝ている。
疲れたのだろう。
心の疲れが、現れたんだろう。
俺が家族同然の俺が、死ぬ事に。
また、1人自分の元から、いなくなってしまうかもしれないって事に。
「大丈夫ですよ…言葉先輩には、凛先輩が…いるじゃないですか…」
そして、言葉先輩を、ベッドに、寝かせた。
「じゃあ…さようなら…一応、事務所に、退職届も、出さないとな…」
気が早いかもしれない…でも、もう、合わせる顔も、ない。
「では、言葉先輩…さようなら…永遠に…それと…ここに入って2年間、楽しかったですよ」
そう、眠る先輩に、告げて、何処かへ、行く。
確かに、パッと見だが、姉に良く似ていた。
あれほど鮮明に覚えている、姉の顔と姿を間違えるはずがない…。
そして、ガチャリと、ドアを開けようとした…が、呼び止められた。
「死ぬな…」
「凛…先輩…なんで、止めるんですか、やっと決心が、着いたのに…」
凛先輩に、止められた。
「死にに行くな…あいつの、悲しむ姿は、見たくない…家族同然の、奴が、死ねば、あいつは、もう…立ち直れない…」
その言葉を俺は、鼻で笑う。
「ふ…」
その俺の対応に、凛先輩は、俺の胸ぐらを掴み。
殴る体制に、入る。
「なにがおかしい!」
その、発言に、俺は、呆れた。
「家族は、俺だけじゃない…凛先輩も、言葉先輩の家族だ、なら…凛先輩が、言葉先輩を、癒せばいい…俺は、死ななきゃならない…」
「だって、俺だけ生き残ったんだぞ?…死んで詫びないといけない…俺は、家族の分生きるなんて、できないんだから…。」
その言葉に、凛先輩は、俺の目的を、突きつけてきた。
「要…君のここに入った目的は、なんだ!!
殺したい怪異が、いるからだろ!
君がその怪異を、殺さなければ、それこそ、本当に、君の家族は、報われないはずだ!
それに、私達の、仕事は、なんだ!!怪異を、倒すのが、仕事だ!!
無情になれ!!要の、姉を、天国に、送ってやれ…お前の手で!」
その言葉に、俺は、涙が出た。
「それが…出来たら、いいんですけどね…いくら、今怪異だとして、…昔は、家族だった…そんな人を俺は、殺せない」
そして、俺は、逃げ出すように、ドアを開け。
外へ飛び出すと。
走っていた。
そう、テケテケが。
「能力発動…」
身体能力全てを、底上げし。
立ち尽くす。
テケテケが来るまで。
そして、音がした。
「っ…!」
やはり、姉だった。
いや、正確に言うと。
姉そっくりだ。
服のセンス。
髪色。
目の色。
全てが。
そして、テケテケは、叫んだ。
「要ェ!!!」
「ユルサナイ…ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!!!!」
「自分だけ!!自分だけ、生き残りやがってぇ!!!!」
やはり、合っていた。
姉は、俺を、恨んでいた。
「姉さん…」
俺は、微笑んだ。
そして、テケテケが、俺の、体を掴んだ瞬間、抱きしめた。
「本当に…ごめん…俺だけ…生き残って…ごめん…」
そして、テケテケは、もがいた。
テケテケの、長い爪が、俺の首を引っ掻いた。
「がはぁ…」
首から、血が溢れる。
「姉さん…」
まだ、暴れる。
テケテケが、俺の腕を噛み付いた。
長い牙で、喰い込んまれる。
「があぁ!!」
絶叫する。
だけど、力を、緩めない。
「しつこい!しつこい!しつこい!!」
テケテケが、叫んで、腕を、更に噛みつき。
テケテケは、俺の、腕を、食い千切った。
「…」
俺は、痛みが強すぎて、声にならない。
テケテケは、俺の拘束から、解かれ。
俺を、食い殺そうと、してくる。
「…」
最後に、抱きしめられて、良かった…。
「ありがとう…」
顔を上に向けて。
涙を流す。
それは、喜びの涙。
血が、溢れ出す。
そして、私言葉は、目覚めた。
目の前には、要君が、いない。
「要くん!要くーん!!」
呼んでも、来ない。
私は、急いで、言った。
その時、凛先輩も、ついてきてくれた。
「要君が!!」
ドアを開けて、急いで、走った。
5分ほど走っただろうか…。
「か…要…君…?」
要君が、片腕のない姿で、血の水たまりに、寝転んでいた。
「い…いやぁぁ!!!!!」
要君を、抱きしめた。
私の残された。
家族。
その家族が、死にかけて、いた。
「やだ…死なないでよ!!!」
「嫌よぉ…死なないでよ…」
その時、テケテケが、涙を流して、いるのが見えた。
私は、怒りに震えた。
「貴方が殺したのに!!なんで貴方が泣いてるんですか!!何故…貴方に、要君の死を悲しむ資格は、ない!!」
私がテケテケを、殴ろうとした。
その時。
テケテケは、少し。
申し訳なさそうに。
「私は…弟を、殺しました…この子だけが、生きていると、思った瞬間…何故か、精神が、痛みました
恨みたくなったんです。
ほんの1ミリその感情を、見せただけで
それで、今は、この子を殺して、昔の感情に、戻りました…それが、今は、自分が、許せなくて…弟を、罪もない弟を、殺してしまった…事に、私は、怒りと涙でいっぱいで」
そのテケテケ(要君の姉)の、発言に、少し。
安堵した。
酷い姉では、なかった事。
怪異化して、狂った心が、原因だと。
でも、殺さないと、いけない。
この人を、要君の大事な人を。
「すみません…要君のお姉さん…酷い事言ってしまって…でも、お姉さん…ここで、吸収させてください。
あなたを…殺します」
その私の言葉に、テケテケは、笑顔になった、後、真顔になり。
「はい!…喜んで、弟を、殺した、罰を貴方の力になって、晴らして行きたいです…」
私は、その言葉を聞き、すぐに吸収した。