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リンドールナ・デ・アルメルド(主人公)(アルル:愛称)

レドアードグ(殺し屋)(レレ:愛称)


     ~始まり、はじまり~

 生まれた時から知らない記憶があった。その記憶は、生まれた時から自分を苦しめていた。

 「ちょっと!とってもまずいじゃない!」

 「なにもできないよなあ。このドブネズミ」

 「ふふふ。。まあ,それもそうねえ、できるわけないかぁ!!」

ほらきた。ずっとこの広い牢屋に入れられている私に紅茶できないのマウント。

できる訳なじゃないか。茶葉ももともとがすごく苦いしとてもじゃないけど無理だ。それに、頭の中で、私はこう言ってるけど、わたしは「無理だ」とさけんでいる。


   「もうしわけございません」


 今日も私の表情は死んでいる。最近は、表情が死んで何をしてもおもしろくなく、生かすようには言われているので、王女様方が来るのも回が減ってきていると推測。。。。っそもそも、痛いと言う感情がなくなった。前世の記憶もあまり役に立たない。何せ、ここには何もない。あったとしても大きな塀が囲んであり、今のわたしでは体力もないし、そこまでして生きる意味もない。

私は前世で組のお嬢という立場だった。前世でも、今世でも、私の魂はボス気質なのだろうか。。。

そんな私はピッキングもハッキングもそれなりに得意。銃の取り扱いだって、縄の取り扱いだって、なんでもできた。

最強と恐れられていた。なのに、、なのに、そんな私は実の弟に後継争いが起こる前に不安だからという理由だけで、銃を向けられた。。。後継者になるつもりはなくて、むしろ、弟が死なないように、頑張っていたのに。。

気づいたら、この世界にいて、こうやって日々、暴力を受けていると言うことだった。

今思えば、あの頃の私の心はもう、心は死んでいたのかもしれない。

アルメルドの方の心もいつの間にか死んだからあまりなにも感じない。

でも、もう、もうそろそろ、お別れの時かもしれない。もう、死んでしまうかもしれない。。もう、無理かも、、もう、、限界、、、


バタンっっっ

倒れた…もう、も、う、もう、おわり、な、の?


ああ。神よ。女神よ。わたしの人生は、こんなにあっけないのですか?

誰かに愛されたかった。誰にも、愛されなかった。前世も今世も、愛されなかったの?なにか、力が欲しかった。2回も人生を謳歌できなかった。人生を謳歌したかった。誰かに、、、愛されたかった……それだけが、わたしの、私の唯一の願い。。。。………





…その願い、叶えましょう。我が愛しの子よ、あなたみたいな苦しみを味わう人があなたの今世で一人でも少なくなったら、嬉しいですね。いっぱい頑張るのですよ。。。。







雪解け愛日。(*リクエストシーンがあったら投稿お願いします!)

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32

コメント

7

ユーザー

ほんとー!?がんばりますっ!ビシッッ🫡

ユーザー

rococoさん!この小説好き!頑張って!

ユーザー

あら、うれしい😆

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