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買ってきたもの、シリウスとアレキサンダーに必要な材料とおつまみ。

「さあ入って。」

「お邪魔します。」

「お邪魔します…。」

デザイナーズマンションの最上階に近い部長の部屋は。

「景色いいですね、すごい…!!」

「だろ??荷物はここ置いて、カウンターにおいで。」

「主任、行きましょ。」

「ああ。」

「部長、何かお手伝いすることありますか??」

「この皿に、おつまみ盛りつけてくれ。」

「分かりました。」

「俺はさっそく、リクエストのシリウス作るわ。月島も同じの飲むか??」

「はい。」

彼女は部長のシェイカーを振る姿に見とれている。

「カクテルメーカーキットを持ってる人なんてそういないと思ってましたが、これも誰かさんの為ですか。」

「これはな、だいぶ昔に買ったやつだ。若い頃バーテンダーに憧れて、張り切って良いのを揃えたんだ。さては月島、俺の才能の豊かさに嫉妬してるな??」

「違います。」

「できたぞ、久しぶりに振ったから上手く混ざってるかどうか。」

「美味しい!!お店で飲むのと変わりませんよ!!」

「良かった!!月島は、いけるか??」

「初めて飲むので、彼女のようにはいかないですけど、美味しいです。」

「テキーラベースってこと忘れるくらい、何杯でも飲めちゃいます。」

「これテキーラ入ってるのか!?」

「はい!!」

「ここにあるぞ、少し味見してみるか。」

ショットグラスを渡されたので、主任は一口含む。

「喉が焼ける。シリウスにした方がよっぽどいい。」

「ですよね。」

彼女は気さくに返事した。そんな2人のやり取りを見る部長の目は嫉妬をはらんでいるような。

「(部長のペースにのせられないようにしないと!!)」

主任は半ば部長を睨み付けた。その後ハイボールを飲んで、マティーニを飲むところで。

「主任、首まで真っ赤ですよ??」

「ん??あぁ、どうってことない。」

「ちょっ!?」

「おいおい、マティーニ一気飲みするやつ初めて見た。」

「っ…!!」

「主任、お水飲んで横になったほうが。」

部長から水を受け取って飲む。

「ほらこい月島。」

部長は肩を組みソファへ運ぶ。そのまま主任は。

「寝ましたね。」

彼女も思わずあくびをする。

「君も寝るか??」

「いえ、シャワーを浴び…!?すいません。何もないです。」

「いいよ、浴びておいで。」

驚く彼女はお風呂場に案内され。

「部長、用意周到すぎじゃないですか??」

「お客様をおもてなしするのが、ホストの役目だろ??君が上がったら、アレキサンダー用意するよ。」

化粧品で肌を保湿し、髪を乾かして、用意されたバスローブを羽織りカウンターへ戻る。

「お先です部長。」

「おう。じゃあ作ったら俺もシャワー浴びてくる。」

アレキサンダーを彼女の前におくと、部長もお風呂場へ行った。

「さぁ、ベッドを用意するよ。」

「あ、はい。」

バスローブ姿の部長が色っぽくて、ガン見してたのがバレないようにアレキサンダーを飲み干してしまった。

「(しまった!!)」

彼女は立ち上がって長く息を吐く。

「やれやれ。」

部長は彼女を抱き上げた。

「部長!?」

「暴れない。」

そしてベッドに下ろされて。

「やっと2人になれた。」

「やっぱりこうなりますか。」

「嫌か??」

「いえ…。」

まずはバードキス。お互いのスイッチが入るとより深くなる。

「キスだけでそんなに蕩けてくれるのかい??」

「酔ってるせいですかね。」

カクテルキスから首筋、バスローブをはだけさせ胸へと舌を這わす。

「んっ…!!」

声が漏れたのを良いことに、部長は敏感になるところを探しては、舐めたり揉んだり。そして 下着ごしに秘部をなぞり、脱がす。

「触らなくてもわかるくらい濡れてるな。」

「あんまり見ない…あっ!!」

問答無用で口をつける。

「ーっ!!そんな、吸わないでっ!!」

「なぁ、誰が1番良かった??」

指を入れ、彼女に詰め寄る。

「何の事、んぅっ!!」

「ここが良いのか。」

「あっ、ダメです、出ちゃいます…!!」

部長は指を動かすのを止めて耳元で。

「あの3人と寝たのは見てりゃ分かる。で、誰が良かった??」

「それはっ!!」

「腰動かしてもダメ。言うまでしてやんね。」

「…月島主任です。」

「へぇ。」

部長は不敵に笑って、指を動かしだした。

「やぁぁぁっ!!」

部長はわざと彼女が吹いた潮を胸にたらし、それを舐める。

「聞いたか月島主任。突っ立ってないでこっち来いよ。」

「え…!?」

彼女は猛獣に睨まれて動けない獲物の気分になった。なぜなら近寄ってくる主任は猛獣そのもののオーラを放っていたから。

二次会は貴方の家で。

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