テラーノベル
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外に出た後、mrは尋ねる
mr「ねぇ、外に出て何するつもり?この世界にはもう何も残ってないよ…」
fu「とりあえず、今から火、水、風、大地、光を復活させる。細かいことはまた時間がある時に話すけど…とりあえずこっちに来て!」
言われるがまま裾を引っ張られ先へ進み、着いた先は緑の生い茂った神秘的な森。fuによると、それは”黄昏の森”と言うらしい。そこには数百年を生きている精霊や、恐ろしい力を秘めている妖精が住んでいるらしく、その影響か辺りはとても栄えているそうな。その辺の道草は色を失っていたのに、ここだけはとても美しく彩られていた
fu「おーい風の精霊!いたら返事してくれ~!」
大きな声で風の精霊とやらを探している。そんな方法で出てきてくれるのか…と思ったが、何度も呼びかけた末上の方からナニカが舞い降りてきた
「うっっっっるさいよfu。今日は何の用?手を貸すつもりは無いよ____というか、隣にいる人は誰?見た事ないね」
そう不思議に俺(mr)の顔を見つめる奴は”vn“と言うらしい。
彼はfuと昔から仲がいい…というか関わりがあるようなので、かなり頼れると言った
fu「なぁ、お願いがあるんだvn」
vn「そうかしこまったように言われてもなぁ______もう俺が手を貸せないのは知ってるだろ?」
fu「…それでもッ!______いや、まずは聞いてくれ」
fu「神の加護が無くなったこの世界。並の人間が生きていくには過酷すぎる」
fu「そして世界の色は失われ、植物は枯れ果て、人々はいずれ争い合う」
fu「…そうなる前に、俺が何とかバランスを保たせたいんだ!頼む。協力してくれ!!!」
…なんか所々俺の知らない事情があるようだが、いつもの事なので一旦置いておくとしよう。
fuがそう頭を垂れて懇願している時、vnがため息をついたあとこう話す
vn「____火神の使い」
vn「風の噂程度だけど、彼はビジュアルの能力を使えるそうだよ」
vn「しかもおまけに火炎魔法も使えてお得満載」
fu「…そんな人、本当に実在するのか?」
vn「さぁーね。あくまで噂だし、神の使いだからもうこの世界から離れてるかもよ?けど、僕が言えるのはここまでだ」
fu「____ありがとう。vn」
そうfuは軽く頭下げた後速やかに立ち去り、mrはこんな質問をする
mr「ねぇ、さっきはなんで風の精霊に会いに行ったの?」
俺目線「質問する箇所そこかよ!?」と思ったが、また後で聞くとしよう
____いや聞けなかったわ(見せられている側)
fu「あっ、そこ?まぁいいや。話すね」
fu「さっき話した通り、この世界には火・水・風・大地・光をなんとかしないと生きていけないんだけど。とりあえず1番早く補えそうなところからやろっかなって」
mr「ふむふむ」
fu「さっき話した精霊…vnは100年以上と長いこと生きてるからいい情報とか、あわよくば直接手助けしてくれないかな~って」
mr「情報だけだったら他の精霊でもいいんじゃない?」
話が脱線しかけていような気がしかしないが、それでも俺は話を聞き続ける
fu「いや~、実は精霊ってあんまり人間に対して友好的じゃないんだよね~カナシイ」
fu「あっ、あとこの後についてなんだけど____」
一生fuのターンで喋るじゃん。状況が状況だから仕方ないけど!!!一方的だからモヤモヤする!!!!!!
fu「とりあえずさっき言ってた…火神の使い?とやらを探してみるとする。あわよくば火神の使いに協力して欲しいけど…まぁ置いておこう。その後に水の大魔法使いを説得して、大地はまた考えるとして、え~っとそれから________ブツブツブツブツ…」
mr「結構忙しいね。でも水の大魔法使いは大丈夫なんじゃないかな」
“なに確証のないこと言ってんだよ”と言ってやりたかったが毎度悲しいことにこの思いは言葉に発せず空気となる。ぴえん。というかそろそろ展開に追いつかなくなって眠くなってきた( ˊ࿁ˋ ) ᐝ寝ちゃおうかな
mr「とりあえず、かじんの使いを探した方が良さそうじゃね?」
fu「あぁ、確かに。探してみるかぁ!」
mr「とは言っても、まずはどこ探す?テキトーに探しても見つからないよね?」
fu「う~~~ん_______知り合いとかいないかなーー」
mr「でも居そうなのは天界とか?」
fu「俺ら人間には行けねぇよ」
そうfuが強めに突っ込んだ後、”とりあえずどっか行こう!”と飛んで行ったmr。fuはそれを必死に追うようについて行った
頼むから多少は考えてくれ。見ている側はハラハラする
fu「ちょッ、お前ッ速度出しすぎだよ!!」
mr「いや~なんかここに居そうだな~って」
fu「いやここどこだよ!?」
数十km程飛んだ末ようやく着いた場所はボロボロに廃れた白い門。左右に置かれている像のようなものはひび割れており身体中にツタが伸びている。こんなところに居そうだなんて…
fu「はぁ、呆れた。別んとこ行ってくる」
不機嫌そうに呟き、ホウキにまたごうとしたfuを遮って奥の方へと案内する
fu「なぁmr。お巫山戯もこのくらいにしてちゃんと探そうぜー」
mr「えーもう少しで出てきそうなのに____」
fu「だから、こんな所で出てくるはずないって!ホントに帰るぞ!」
強めに言い放った時。後ろの方からガサガサッという音が辺りに鳴り響いた
fu「ッ!?」
すぐにfuは杖を構え応戦可能な状況。それにmrは”大丈夫”とまた根も葉もない事を言い出し、音のなる方へと進む
ガサガサと地面に生えている草を避けながら歩き続けるが、音の正体らしき物は一向に見つからない。そろそろfuの機嫌も限界になり、”もう俺別んとこ行くわ”とその時…
ドサッ!
fuが落とし穴に引っかかってしまった
fu「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ….ꐦ(クソデカため息」
可哀想だな。本当に。まるで運がない
幸い穴は浅く怪我は内容だが、あまりにも最悪すぎて同情できる。本当にかわいチョ(煽
「笑笑笑警戒心0じゃん笑。そんなんでよく生きてこれたね」
どこからかそんな声が聞こえる。
mrの声とは違う、低めの声。姿は見えないがかなりいたずらっ子な性格だと予想できる
fu「はぁ!?何笑ってんだよ!大体、このトラップもお前が設置したんだろ!怪我したらどーすんだよ!?」
「怪我してないからいいでしょ。ってか浅めの落とし穴で怪我するとか弱すぎ。責任は不注意の人間にだってあるんじゃないの、 自称大魔法使い」
めっちゃ煽るじゃんこの人。というか人なのか?俺らのこと人間って呼んでるし…魔族とか?なんか殺されそう
fu「なッッ________!お前なんでそれを!!というか俺は自称じゃない!公認大魔法使いだ!!!!」
「名称だっっっさ。というか、大魔法使いがそんな間抜けでいいの?隠してたんでしょ、正体」
fu「あッ________」
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