<絵名目線>
「あっ…!んっ!…..」
これぐらい…耐えて、まだLv3…
「…絵名、今から出かけてぇから
出かけていい?」
それって…このまま、?でも
彰人もそれぐらい傷ついたから…!
「わ、かった…ぁッ!」
返事くらいまともにしなきゃ…
でも立ってもられない、
そうだ…Lv10にしてもらおう、
それで早く帰ってもらえないかな…?
「あ…きと、ッ…Lv10に、し、…て
んぅッ!…だ、からっ、はや、ッく
かえ…って、これ、る?」
「お前、本気で言ってんのか?」
コクリ、
私は頷く
「分かった、早く帰ってくるから
頑張れよ?」
「…う、ん」
ローターLv10
「あッ…!やッ…ん!あんっ!ぁ♡ 」
「おい…やっぱりLv10は…」
こんくらい…耐えなきゃ、耐えなきゃ
少しでも姉らしいところを…
「お前…無理すんなよ、ローター切るぞ」
ブツっ
「はぁ…はぁ…」
これくらい耐えなきゃダメなのに…
なんでソウイウ時だけ甘えちゃうんだろう
「絵名の可愛いところ見られたから俺は
もう大丈夫だから、出かけるな、」
「行ってらっしゃい…気をつけてね、」
ガチャ…
威張ってたって弱い所をつかれると一瞬で
トロトロになってしまう―
叶わない――?素直に甘えた方がいい?
彰人、私を口説いて…、
そしたらきっと恐ろしいくらいに素直に
なれるから、
近くの公園<彰人目線>
「…彰人来たんだ、」
杏が俺に言った
俺は何故か冬弥、杏、暁山に呼ばれた
「…弟くん、絵名とはどう?おい、
冬弥か暁山、杏にこの事言ったのかよ」
「すまない、彰人、どうしてもと…」
ったく…
「大丈夫!絶対に秘密にするから!
それでさ!彰人さ無意識的かな?
絵名さんの 名前ばっか言ってるの!」
「そうだな…暇さえあれば絵名さんの
絵の投稿とか自撮り見てないか?」
「は、なんで、それ…!」
実際そうだ、暇さえあれば絵名を見たい
画面越しでも
「弟くん、もしかして絵名に 依存してる?」
「依存…?」
「だって絵名はさ、SNSとかに
依存してるじゃん、まぁ承認欲求?
弟くんはいつも絵名が欲しいとか
見てたいとか思ってるじゃん?だから、」
「…依存か、」
「少なくとも彰人はそうなんじゃない?」
依存…絵名、絵名、
プルル…プルル…
俺のスマホから電話の着信音、
「…電話かよ、出るからちょっと
待っとけ 」
電話主は絵名――
「もしもし、絵名」
『彰人、、あ、ごめん、急に
電話 しちゃって…』
「別に…どうしたんだよ、」
『…ただ彰人の声が聞きたかっただけ』
プツッ
「ッ…なんだよ、それ」
余計に依存…しそ
「…弟くん、帰っていいよ、電話主
絵名でしょ?依存してるならその時間
大切にしなよ、」
暁山にそう言われた
みんな俺の事応援してる…のか?
「嗚呼、帰る」
ダッ!
絵名…!絵名!
心の中でそう、必死に叫んだ
「…冬弥、瑞希 どうすれば
良かったのかな…」
「白石それは…」
「だって私の相棒だよ?ほっとけないよ..」
「杏…でもそれはやっと手に入れた
弟くんの幸せを壊すことに なっちゃうから…」
「小豆沢にはどうすれば良かったのか…」
ガチャッ!
俺は乱暴に家のドアを開けた
「ッ…彰人!」
そこには今か今かと待っていた絵名の姿
「絵名…!」
今は嬉しくてたまんなかった、
昨日まではただの姉弟、
俺は靴を脱ぎ、絵名の方へ行く
「あっ…その、お、おかえり、」
絵名の顔が一瞬で赤くなる
…俺の事待ってた?
「お前、ずっと俺の事待ってたのかよ」
俺はからかうように言った
まぁどうせ素直じゃねぇから…
「…ッ、う、うん、」
俺は大きく目を開く
絵名が素直だ、
あの赤面がさらに赤くなる、
「…今日はやけに素直だな、」
「…死ぬ気で頑張ってるの!」
「…可愛いな、」
「うるさいわね…!」
「顔赤すぎだろ…お前」
「ッ…、そんなに赤かったの…?」
ピタッ
絵名の頬に手を当てる
「…熱、火照りすぎ」
「あ〜もう!」
ちゅ
背伸びして絵名がキスしてきた、
柔らかくて、熱い、
ぷは
「絵名…」
俺はそう名前を呼ぶ、それしか
出来なかった、好きな人からのキスって
こんなにもドキドキすんだ…
「…..」
絵名は無言でこの場から逃げるように
去った
「ッ…..心臓に悪い…これ、」
熱い…いつもより何倍も絵名の唇は
熱かった
俺の口には絵名が使用したと思う
リップが着いていた
おまけ、その2
〜こはねの暴走〜
注意
これはこはねの失恋して暴走してしまう
お話です
キャラ崩壊が凄まじいです
こはね推しは見ない方がいいと思います
後彰こは推しも…
それでも見れるよ!って方だけ
見てください
こはねの部屋<こはね目線>
どうして…どうして!…
私はお姉さんを越えられなかったの…
一緒にいた時間?それとも――
私は近くにあるハサミを取る
「お姉さんみたいにショートカットに
して… 」
“俺の好きなタイプは何があっても
ひたすら努力し続ける人…”
私だって…頑張ったよ…?
何が違うんだろ…なんで、なんで、
どうして…
ハッ…
“俺の姉貴は”才能”がねぇって言われても
ひたすら努力し続けた、”
お姉さんは才能が無くてもひたすら
努力し続けた、
あぁ…東雲くんは1番近くで
努力してるお姉さんに心を
奪われちゃったのかな…?
私も頑張ってるのに…!
「ッ…東雲くんは私じゃダメなの…?」
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