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しばらくして俺は自分の部屋にいた
「…このローター愛液でビタビタだな… 」
絵名の液だよな…舐めよ
ペロリ、
「ん…」
なんだろう…自然に安心してくる
あの感覚は今でも覚えてる、
熱くて溶けそうだった
「…もうこんな時間かよ、」
窓を見ると夕焼けが目に映る
これが黄昏てるって言うのか…?
「腹減ったな…」
…夕飯母さんいねぇからまた カップ麺か、
東雲家 キッチン
キッチンには絵名らしき人物、
「…絵名?」
ビクン
「ふぇ…彰人、?」
やはり絵名だった
部屋には甘い匂いが漂う
俺は絵名のいるキッチンに行く
「何作ってんの?」
「ぁ…え、その…」
さっきの事を思い出したのか絵名は
口をパクパクさせる
「…ほ、ホットケーキ、パンケーキより
簡単かなって…」
「ふぅん…美味そ、」
「あ、彰人の分もあるからっ!」
「へぇ、ありがとう、絵名」
「ッ…あ、うん…」
顔が真っ赤…そうだ今キスしたら
どうなるんだろ…また熱くて…
ちゅ、
「ッ…!?」
再び絵名にキスされた
熱くて柔らかくて、
そして俺より小さい絵名はやっぱり背伸び
しないと俺の口に届かない
「ん…」
くちゅ…
舌を口の中に入れられた
ちゅく、ちゅく、
水音が部屋に響く
舌が絡め合う、触れる度に熱さが伝わる
ぷは…つぅ…
白い糸が俺の口から絵名の口に
繋がっている
スクリ、
絵名は立ち上がった
そしてパンケーキを皿に移す
「絵名…お前、なんでキs…」
「あ、彰人の分のホットケーキ
できたわよ、そ、そこにチョコソースと
メ、メープルシロップが有るから
す、好きにかけてよね… 」
話を逸らすように絵名が言う
ドクンドクン…
心臓がうるさい、高ぶるな、
「あ、ありがとさん…」
俺はテーブルにホットケーキの乗った
皿を置き椅子に座る
「いただきます…」
パクッ
「ん…美味、」
ソースなしでも美味い、幼い頃母さんと
作ったホットケーキはそんなに美味く
なかったのに…
絵名が作ったから美味いんだ、
絵名だから…絵名だから…
俺はスマホを手に取る
カシャ
ホットケーキを写真に撮る
コポポ…
お湯を注ぐ音が耳に止まる
俺はチラリと絵名の方を見る
絵名はカップ麺にお湯を注いでいた
カップ麺…?絵名が?
もしかしてこれ…俺のために…?
そーいやホットケーキの材料、残り
少なかったはずだ、
やっぱり…素直じゃねぇ、
パクパク…
俺は食べるのに夢中になる
「…あ、彰人くん、 」
絵名にそう言われた
「絵名っ…!お前‘くん’って…」
「たまには私からでもいいよね…?」
カプリ…ペロ…
首元を噛まれ舐められる
俺は首が弱い、そんなのは絵名は 知っている
「あっ、んっ…」
自分からこんな声が出るなんて思っても
いなかった
こんなん食べるのに集中出来ねぇ…
パッ
首元を噛むのを絵名はやめた
「彰人“くん”、今日一緒に“お風呂”入ろ?」
ドキリ…
不意打ち喰らいすぎだろ…
「ッ…別に、いーけど」
「やった、ありがとう、彰人”くん”」
「だからっ、くん呼び辞めろ…!」
あ、仕返ししてやろ、
「絵名ちゃん!いい加減にしろよ…」
ぴくり…
「あっ…」
さっきまでからかってたのに、
一瞬で辞めた
「絵名ちゃん、いい子にしてろよ、
俺がいっぱい溶かしてやるよ、」