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ストグラ2重人格パロ

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ストグラ2重人格パロ

5 - 第4話 新たな症状

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2024年08月20日

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あのクスリのおかげで一旦ウイルスも落ち着いてきた。しかし、まだウイルスで悩む人間も居た。


「おはようございます、神崎さん」

「話しかけんなよ…乱歩」

「私達は2人で一人、運命共同体ですよ」

「難しい言葉並べんなよ…」

俺が起きるとよつはは居ない。その代わり、立花乱歩という警察官が宙に浮いて俺の周りをウロウロしている。

「…よつは」

彼女の名前を呼ぶ。

「天羽さんはココには居ませんよ。先に病院に行かれました」

いちいち乱歩が口を挟んでくる。

「お前は喋んな」

「貴方も仕事に行った方がいいですよ」

「うるせぇ、今日は休む」

「はぁ」

「じゃあ、私は行きますよ」

「早く行けよ、クソが」

「ハイハイ」

毎朝こんな感じだ。

本当にウザイ。しかも…



《神崎治出勤します》

《おはよう。おはようございます》


病院に向かうと俺の彼女が見えた

「天羽!!」

「あら治、おはよう」

「へぇ、この方が貴方の彼女ですか…不思議ですねぇ」

「黙れ…」

「え?治…?どうかしたのかしら?」

そう、この状態の乱歩は俺以外は見えないし声も聞こえない。それを利用して、乱歩は俺に文句を言ったり、イタズラしたりする。

「い、いや何でもない」

「そうなのね…無理しないでね、治」

本当によつはは可愛い。癒しだ。

「治~?居る?」

遠くから治を呼ぶ声が聞こえる。鳥野ギンだ。

俺は声の方に向かおうと、

「神崎さん…行かない方が良いと思います」

いつもだったら「神崎さん、行きますよ」と言ってくるのにあの部屋に向かうのを止めてくる。

「うーん、でも呼ばれてるしなぁ」

「そうですか…私は行きませんね」

そう言い乱歩は俺の体に入り消えた。

何度やっても慣れない。乱歩が暇な時はいつも俺の中に入って中で様子を見ている。

俺は部屋に入った。

部屋には宮脇君とましろ先生、よつは、そして深刻そうな顔をする隊長と医局長が居た。

俺は指定された席に座った。

すると隊長は

「お前達は一時的にクビだ」

と俺らに言い放った。

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