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君が好きです

13 - 君が好きです # 12

♥

154

2024年04月07日

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先生「えー、皆さん体育祭が終わりましたがまだまだイベントはあります。皆さんもご存知の通り来月に文化祭がありますので、今からクラスの出し物を決めたいと思います」

瑠璃「え?早くない?2話ぐらい空いてすぐってはy」

先生「瑠璃ーメタいからやめなさーい」


「なんの出し物がいいかな!?」

「お化け屋敷とか!」

「えー!パンケーキ屋さんとかは!?」

などなど、色々と出し物の案を出していく中、1人の生徒が大声で──

「やっぱメイド喫茶だろ!!!」

と言った。

「えー!?嫌よー!」

「なにそれ!めっちゃいいじゃん!!」

「男子はどーすんのよ!!」

「メイドと執事にしましょーよ!!」

瑠璃「めんどくさ…」(ボソッ

赤葦「天宮はあんまり乗り気じゃないね笑」

瑠璃「メイド服着るの嫌だよ!?そーゆー赤葦は嫌そうじゃないけど?」

赤葦「だって天宮のメイド服見れるとか超ラッキーだもん」

瑠璃「はぁ?…はぁ私は絶ッ対嫌だね!」

赤葦「勿体ないよ…天宮がメイド服着たら絶対似合うし可愛すぎるよ絶対、あ、でも他の奴には見られて欲しくないな」

瑠璃「…私だって…赤葦の執事姿誰にも見せて欲しくないけどね……」

赤葦「え…?」

瑠璃「……ッ!?/////い、今のはね!?あれだよ!!/////ほら!女子達が騒いじゃうし!!/////」

赤葦「…ふ笑じゃあそーゆう事にしといてあげる笑」ニコ

瑠璃「ほ、ほんとだもん!!!/////」


委員会「それじゃー!多数決で決めたいと思いまーす!お化け屋敷がいい人ー!」

「はーい!」×4

委員会「パンケーキ屋さんがいい人〜!」

「はーい!!」×6

委員会「次は──メイド・執事喫茶がいい人〜!」

「はーい!!」×10

委員会「──よし、多数決で決めた結果、メイド・執事喫茶に決まりました!」

「やったー!!」

「えー!嘘!!」

「女子達のメイド服楽しみー!!」

瑠璃「最悪だ……」

赤葦「良かったね天宮」

瑠璃「良くないよ!最悪だよ!それ自分への言葉でしょ?!」

赤葦「バレた?笑」

瑠璃「はぁぁ…嫌だなぁ」


そして、文化祭に向けての準備が始まった

それぞれどこを準備するか何を準備するかを決めた。私は買い出し。

赤葦は看板のペンキ塗りだそうだ

それに男子は高い所を出来るだけやる事となった。


2週間後──

女子「瑠璃ちゃん!サイズ測ってもいい?」ニコ

瑠璃「サイズ?」

女子「服を作るのにはサイズを測ってからじゃないと作れないから!」ニコ

瑠璃「あー、なるほど、分かった良いよ」ニコ

女子「じゃー!失礼します!」

肩幅、胸、腰の周り、など測ってくれた。

女子「瑠璃ちゃんスタイルいいんだね〜!羨ましい!」

瑠璃「そうかな?でもありがとう笑」ニコ

女子「瑠璃ちゃん笑うとそんな顔するんだね!かわい!」ニコ

瑠璃「え?//あ、ありがと//」

女子「えへへ笑じゃあ私次の人の計らなきゃだから行くね!」

瑠璃「あ、うん、頑張って!」

女子「ありがと!!」


「瑠璃〜!買い出しお願いしていい?」

瑠璃「うん、いいよ、丁度足りない物買いに行く所だったから」

男子「あ!俺も行くよ!」

瑠璃「あ、ありがと」

「まじありがとー!じゃあこれお願いね!」

買い物メモを貰い、私達二人は買物に行った。




瑠璃「えっと、これは…ここら辺か」

男子「じゃあ俺こっちの方買ってくるわ!」

瑠璃「わかった、終わったらここで集合で」

男子「りょーかい!」




──15分後

瑠璃「お待たせ…!待った?」

男子「全然大丈夫!むしろ今着いたところ笑」

瑠璃「良かった…じゃあ戻ろうか」

男子「おう!」


会話をしながら歩いていると、学校が見えてきて、校門を通り過ぎた時──

男子「──なぁ瑠璃!」

瑠璃「ん?なに?」

男子「お前さ…//その〜…//文化祭一緒に周る奴とか居るのか?//」

瑠璃「え?いや、別に」

男子「まじ!?じゃあ俺と一緒に周らね?//」

瑠璃「え…?…えっと…💦」

「ごめんだけど天宮は俺と一緒に周るから」

瑠璃「わッ!?」

後ろから腕を引っ張られ、引き寄せられ誰かの体に当たったと思い、顔を上げると声で分かっていたけど、やっぱり赤葦だった。

赤葦「だから他を当たってね」

男子「え…でも瑠璃はさっき一緒に周る奴居ないって──」

赤葦「今決まったから」

瑠璃「ちょっと!!いきなり何言って──んぐ!?」

話してる途中だったのに赤葦の大きな手が私の口を塞いだ。

男子「そーかよ!!はぁぁ…せっかくチャンスかと思ったんだけど…お前ら付き合ってんだろ?だから諦めるわ…はぁ、んじゃ俺は先に戻るわ」

瑠璃「…!?」

赤葦「…!」

といって教室に戻ってった。

その背中をただただ見てるだけだったが、はっとして赤葦の手を退けた

瑠璃「プハッ!!…ッいきなり口を伏せがないで?!それに!あの子何か勘違いしてた!今すぐにでも誤解を解かないと──!!」

赤葦「待って!」((瑠璃の手首を掴む

瑠璃「…?!ちょ、ちょっと…」

赤葦「別にいいんじゃないかな?勘違いされたって」

瑠璃「…ッ…はぁ分かったよ…後であの子の誤解を解かしておかなきゃ……それで、赤葦はなんでここに?」

赤葦「丁度窓を見てたら天宮達が帰ってきたのが見えたから、迎えに来た」

瑠璃「…そ…んじゃ、教室戻るよ、早く皆の手伝いしなきゃ」

赤葦「荷物持つよ」

瑠璃「いいよ、自分で持てる」

赤葦「ダメ、転んだりしたら危ないから」

瑠璃「……分かったよ…じゃあこれ持って」

赤葦「うん」ニコ

瑠璃「…ありがと/////」

赤葦「…!…どういたしまして笑」

瑠璃「…/////」

赤葦が迎えに来たって言った時なんだか、すごく嬉しかった、赤葦が迎えに来てくれたことがすごく…すごく嬉しかった。

胸がドキドキしてる、顔も熱い。

まだ気付きたく無かったのに……認めたくないな…


𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

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