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陽 虹 _ ハ ナ .
4,520
#中学校
#夜明け
らと
169
「 おにーちゃんっ 」
「 ゆい が 将来 の お嫁さんなるの! 」
「 約束だよ! 」
“ 優依ちゃん ”
「 先生 、名前で 呼んじゃ だめだってば 」
“ ああ そうか 、いつもの 癖で ”
「 まさか 、おにーちゃん が ここの 先生になるとはね 」
“ 僕も 、まさか この学校に 優依ちゃん が いると 思ってなかったよ ”
― 吏先生 は わたし の いとこ
だけど 、ひとりっこの わたしにとって 吏先生 は 兄弟同然だった
「 ちゃんと 先生 できるの〜? 」
“ あったりまえだ ”
「 ていうか 」
「 吏先生 が 保健の先生なら 授業 サボって 来ちゃおうかな 」
“ 授業 は ちゃんと 受けろよ? ”
「 え〜っ 」
正直 、がっかりしている
「 なんで 保健の先生にしたのよ 」
“ なんでって 、そりゃあ … ねぇ ”
おにーちゃん の 授業 受けたかったのに 、
「 先生ってよくみたら イケメンだし 、たぶん みんな 先生目当てで 保健室 来るよ? 」
“ それは 困るなぁ ”
困る って言っておきながら 、なに その笑顔
“ もーほらっ 教室 戻んなっ? ”
「 じゃあ 、おにーちゃん お仕事 がんばってね 」
“ おうよっ ”
それからというもの おにーちゃん の 噂 は またたく間に 広がっていった
“ まったく 、毎日 授業 サボった 生徒 が 来るもんだから 大変だよ ”
「 ふーん … 」
「 でも 寝かせて あげてるだけでしょ? 」
“ それが 想像以上に 大変で! ”
大変 と言いながら 楽しそうに話す おにーちゃん
「 おにーちゃん 、うちに 帰ってくるとき 気をつけた? 」
“ もう 遅い時間だし 、誰もいなかったから 大丈夫! ”
おにーちゃん は 週に一度 、わたしの家に 泊まっている
「 そっか なら良いけど 」
“ そんなことより 、来る って言いながら 優依ちゃん 保健室 来ないじゃないか ”
「 人 多いんでしょー? それとも なに 、来てほしいの? 」
“ まぁ そしたら 仕事 頑張れるかなー ”
は? なにそれ
“ 授業 ちゃんと受けてるんだなっ えらいえらい ”
そういって わたし を 優しく 撫でる おにーちゃん
「 鈍感すぎるよ 、 」
― わたしが一番 おにーちゃんのこと わかってるのに
それから 1ヶ月後
「 おにーちゃんそれ 、指輪 … 」
“ あれ 言ってなかったっけ ”
“ 僕 結婚するんだよ ”
「 … え? 」
“ 前 、大学時代 の 同窓会 が あってね ”
“ なんとなく 行ってみたら 告白されちゃって ”
… 笑えない
「 … ねえ おにーちゃん 」
「 ちっちゃいときの 約束 、覚えてる? 」
“ 約束 … 、? ”
「 … ううん なんでもない 」
「 結婚 おめでとう 」
END
久しぶりに 作ったら 展開 早くなりすぎた 😉(
ぜひぜひ 💬 ください ♪
👋
コメント
16件
ぇ"ー…切ない…っっ、、 そうよねぇ、相手側が覚えてないのよくあるよねぇ……。
つら、、😭😭 おにーちゃんは覚えてなかったのか、 てかもう書き方天才すぎる
「子どもの頃の約束って、大人になるとこんなに切なくなるんだなって思いました。優依ちゃんの『おにーちゃん』呼びがずっと変わらなくて、最後の『結婚おめでとう』がすごく胸に刺さりました。おにーちゃんの鈍感さにもどかしくなりつつ、優依ちゃんの一途な想いが伝わってきてせつなかったです。短いのに感情がぎゅっと詰まってて、何度も読み返したくなりました…🥀」