TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

望の独り言 二冊目

一覧ページ

「望の独り言 二冊目」のメインビジュアル

望の独り言 二冊目

19 - もっとアピール要るんじゃね?

♥

22

2024年11月23日

シェアするシェアする
報告する

叔母さんも言ってた。

「赤ん坊にとって母親は特別な存在で、他の誰よりも圧倒的なアドバンテージがあるんだよね。だから母親以外の人はまず怖い存在じゃないって分かってもらわないといけないんだよ」

ってさ。だから叔母さんはあんまり近付きすぎないようにして、麗のこともそこまで構ったりしなかったんだ。私はそれが意外でさ。

「もっとアピール要るんじゃね?」

とか聞いちゃってた。でも叔母さんは、

「でも、望だってよく知らない人にぐいぐい来られたらあんまりいい気しないでしょ?」

だって。私は、

「あ、まあそうだけど……」

って言うしかできなかったな。あの頃の私は、麗が私と同じ人間だってのをよく分かってなかったんだと思う。

望の独り言 二冊目

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

22

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚