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ゆき
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松村に連れられ吉田がやってきたのはワンエンのいる食堂だった
仁人「……何してんの?」
食堂に足を踏み入れた瞬間目に飛び込んできたのは——
直弥「やっべ、止まんね〜!」
草川直弥が手から炎を出しエビパンを丸焦げにしていた
一方、指先から炎を放っていた高尾颯斗はというと
颯斗「ちょっ、待って!止まんないんだけど!?」
炎の連撃が止まらなくなりぐるぐると回転しながら周囲に炎を放ち続けている
そのほかの沢村・関・山下はどうすることもできず困り果てた様子で二人を見守っていた
和哉「んで、これどうしたらいい?」
仁人「うーん……じゃあ和哉、温世呼んでこい」
和哉「ん」
吉田の指示を受け松村は阿久根を呼びに走っていった
数分後
温世「仁人くん、お呼びですか?」
仁人「うん、直弥と颯斗の能力が止まんなくなったみたいだから温世の能力で凍らせてくれ」
温世「分かりました」
阿久根は二人に近づくとその全身を凍らせた
直弥「うわっ、冷たっ!」
颯斗「……やっと止まったぁ」
二人の炎はようやく鎮火した
仁人「ありがと、もう行っていいよ」
温世「はい、じゃあお疲れ様です」
阿久根はひらひらと手を振りながら食堂をあとにした
仁人「これで解決だな、和哉あとは任せた」
和哉「え、俺!?」
そんな松村の声を背に吉田はさっさと生徒会室へと戻っていった
* * *
柔太朗「よっしーおかえり、大丈夫だった?」
仁人「うん、温世の能力で凍らせといた」
柔太朗「えー、無理やりだな……」
仁人「いいの、さっ準備しようぜ」
そう言って吉田は何事もなかったかのように体育祭の準備へと戻った
……体育祭の前日にこんな騒ぎがあっていいのだろうか
ー 阿久根温世(ICEx)の能力 ー
氷
氷を操る能力
学園の生徒の中では比較的制御できている方だがまだ大きな氷を作ることはできない
コメント
2件
一気読みしたうえに面白すぎて2巡しました!!みんな可愛すぎます…!楽しいお話をありがとうございます✨✨
読み終わりました〜!体育祭前日に炎の暴走とか、バタバタしてて可愛いエピソードでしたね🔥💦 直弥くんと颯斗くん、制御きかなくなってグルグルしてるのがちょっと面白いけど大丈夫だったのかなってハラハラしました。温世くんの「凍らせてくれ」に即冷静対応、クールすぎる…🧊✨ こういう日常の小トラブルが好きです。よすさん、いつも楽しい話ありがとうございます!