君との真っ暗な永遠の人生
⚠キャラ崩壊あり
⚠口調行方不明
⚠BL注意
俺の名前は伍代千隼
裏社会に潜むただの情報屋。
ただのしがない情報屋だよ
思えば親に愛された記憶もなければ
ガキの頃からこんな仕事していた。
自分で行ってもアレだけどさ、
この仕事はほんとに危険だと思う。
情報を与える人を間違えればすぐ死ぬ
はたまた油断しても背中を刺される
大概バレたくない情報を売ってるこの仕事は、恨みも買いやすいからね
半年も続かずに死んだ奴らを山程見た
それでも俺はこの業界で生き残ってしまった
そういう星の下に生まれたのかな?。
人を信頼出来ることもなくなって
いつも情報のことだけを考える人生
いつのまにか、『裏社会に轟くトップランクの情報屋』のようなことを言われていた
別に地位なんていらないけどさ、
まぁそれで仕事が入ってきてることもあるから、都合がいいって感じだよね
ただ…その裏で”俺に並ぶ”敏腕の情報屋”と言われてる人がいた
俺に並べるくらい地獄耳な奴でもいるってことには少し驚いたけど…
まぁ人なんてどうでもよかった
人を信頼なんて出来るわけないからね、。
…最初は
彼とは情報を話したり
金で情報を売ったり買ったりするだけの仲
それだけだった。
「…ーーー…(伍代と話しながら煙草に火を付ける)
(…相変わらず初めて会ったときと変わらない綺麗な赤の瞳)
「…クスッ…ねぇ派手髪くん。この前伊集院の旦那に被害者送り込んだんだって?」
「…どこ情報だよ。あと呼び方どうにかならないのか」
「あっはは…旦那情報。彼、意外とおしゃべりだから(笑)、」
「あぁ…そうだったな、。」
「情報を売って終わりでよかっただろう?どうして伊集院の旦那の事教えたの(笑)」
伊集院の旦那の存在を知っている人からしたら、被害者を送り込むなんてよくあること…
俺だって泣き喚いてる子がいたら外道を裁く閻魔様(伊集院)を紹介する事なんてある
ただ…何故か彼に興味があったから…
聞いた。
「はぁ…」
「ため息?酷いねぇ…(笑)」
「……別にだよ。可哀想だと思ったから…ただそれだけだ」
「……なんの利益にもならないじゃん。」
「情報を買ったり教えてくれたら俺はそれでいい…。」
「へぇ…(笑)」
「それに…憤怒と憎悪に塗れた怨恨の亡き人への慈しみにを見て、悪い気はしない…(笑)」
「…君って…意外とひと操るの楽しそう(笑)」
「馬鹿にしてるのか、?イラァ…」
暴君で傲慢…ただ彼は俺なんかよりもよっぽど優しい人。
俺はどこか…羨ましくて、惹かれてたのかな
まぁ、彼も人を簡単に信頼しない
情報を話すだけの関係…それ以上でも以下でもない…そんな関係がずっと続くと思ってた。
(現在)
「…スッ(伍代にもたれかかる)」
「えぇ…重いんだけど(笑)」
「……疲れた…」
身体の関係が続いたら
半同棲にまで陥ってしまった…(笑)、
まぁ…歪な関係には変わりないんだと思う
本来…普通の恋愛なら、「彼に殺してほしい」とか、そういうのは思わないから
「せめて上着くらい脱いで乗ってきてよ…重いじゃぁん(笑)」
「…ギュ」
「ぅ…全体重乗せてきたね…キミィ…」
誰も…クールな傲慢の彼がこんな姿で俺なんかに甘えてくるとは知らないだろうね…。
「……♡(伍代を静かに見てる)」
「…?とりあえずコートくらい脱ぎなよ…」
「…お前ってさ、鈍感だよな(コートを脱ぐ)
「はぁ?…」
「ムスッ…俺がこんなに好意抱いてもそっちは…ブツブツ」
(喜怒哀楽激しいな…)
「…明日、天羽組の旦那に情報渡しに行くだろ」
「いつも思うけど…風谷ってなんで俺のこと結構わかってんの?(笑)」
「別に…」
…おかしいなぁ…昔の俺ならこんなことでも情報を知られたことに危機管理を覚えるのに。
……勘弁してほしいや、、
「…君といると…ほんと狂っちゃいそうだよ(笑)」
「…もっと堕ちてほしいんだがな…」
「それで俺が堕ちてくのを見て他の女の子のとこにでも行くの?、(笑)」
「さぁ?」
「…否定しないんだね、君は否定すると思ったけど」
「そんなつもりはないけどな。ただ…未来のことなんか誰にもわからないし、指切はできない…」
「…そっか(笑)」
正直、否定してくれても俺はずっと疑い続ける…。
(…なんやかんやでこの人は俺のこと一番わかってるかもな、)
「…(まぁ…コイツ以上に依存できるヤツなんて…作る気ないけど…♡)」
オマケ
「……でもさぁ…俺ちょっと不服なんだけど、、」
「なにを?」
「…なんで俺がネコなの…?」
「……フー…(煙草の煙を吐く)」
「都合のいい時だけスルーしないでくれるかな、…!(笑)」
「俺に聞くか?」
「じゃあ誰に聞くのよ…てか俺別に同性愛者でもないし、…」
「…俺にだけ限定ってこと…?♡」
「いや…そういうつもりじゃ…」
「…それとも俺のこと犯したいのか…?、」
「なんで引くのさ……、あと普通に他者様のやつだと君受けも多いんだからね!、」
「…主の性癖だろ。」
「まぁでも主風谷受けもイケるよ?」
「………さっきから大丈夫かこれ」
「…あはは…(笑)」
次回へ続く…かも
コメント
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相変わらず話の作り方上手すぎる…公式でヤンデレって語られたわけじゃない風谷くんとか青ちゃんの物語の影響でそれにしか見えなくなったし(?) 風谷くんと伍代くんどっちも行けるからなw…(しずくは伍代受けの方が好き