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こちらはSTORY3です
こちらの作品は二次創作作品です
戦争的表現はございません一つの作品として楽しんでください
STORY3
START
米「やっべぇ…すっげぇワクワクしてきた!」
加「確かにそうだね」
米「なんだよ結構波も緩やかじゃねえか」
加「兄さんさっき散々吐いてたじゃん船酔いして」
米「そ、それ言うなよ!」
加「だって本当の事でしょ?」
米「それは…そうだが…」
バシャバシャ
米「ん?なんか海の様子がおかしいな」
加「に、兄さん…あ、あれ…」
米「ん?どうした?」
米「え?なんだ…あれ」
俺達が見た物はまだ生きている人間を貪り食っている魚たちだった
加「兄さん!早く逃げよう!」
米「でも…アイツまだ生きてるし…助けに行きたいんだ!」
加「でも死んじゃったら…皆悲しんじゃうよ」
米「どうすれば…」
加「あ…あの人…もういない…」
米「助けられなかった…カナダのせいだぞ」
加「なんなの!?僕は兄さんの為だったの!兄さんがいなかったら僕家に帰れなくなっちゃうんだよ」
米「結局自分の為じゃねえか…」
加「酷い…なんでそんな事…」
米「…もう喋りたくない…」
加「いいよ!だったら!」
夜
加(どうしよう…結局仲直りできてないや…)
ゴロゴロ
加「え?」
加「兄さん!どうしよう!嵐が近づいてきてる!」
米「は?嘘だろ?」
加「どうしよう兄さん…」
米「カナダ…どっかつかんでろ!簡単に海に落とされちまうから!」
加「う、うん…分かった」
数分後
米「カナダ!大丈夫か!?振り落とされて…いないな」
加「ねぇ!本当に大丈夫なの!?」
米「分かんねえよ!」
加「えぇ!?」
米「え?え?え?うわっ!」
加「兄さッ!」
そうして俺たちが乗っていた船は簡単にひっくり返された
米「ぷは!カナダ!何処だ!」
加「兄さん!助け…ッ!」
米「カナダ!待ってろよ!すぐ行くから!」
バシャバシャ
米「ん?なんだ?」
カナダサイド
あ…冷たいとかわかんなくなってきた…
僕…このまま死ぬのかなだとしたらもっと温かくってみんなが見つけてくれる場所がよかったな
あれ?誰だろう僕よりも小さい…子供?
ダメだよw良い子はお母さんのとこに行かないとだよw
でもあの子…父さんと一緒に写っていた人とそっくりな気が…
?「ぷは!」
米「カナダ!おい!カナダ!起きろって!」
?「今は起こさず体を温めたほうがいい低体温症になってしまっているから」
米「分かった」
数十分後
米「まだ起きないな…」
でも体温は高くなってきたから…一応大丈夫だよな?
米「そういえば名前は?」
?「悪いが言うことは不可能だ」
米「酷いな…言ってくれていいのに」
?「ならばヒントを一つやろう」
米「お?なんだ?」
?「お前の父親と面識がある」
米「俺の親父と面識がある…分かんねえよぉ!」
?「あれほど教えておけと言っていたはずなのに」
でもどこかで聞いたことある気がする…一様聞いた名前言っておくか
米「えっともしかしてり、陸?」
陸「正解だ正しくは日帝だがみんなから陸と言われていたんだ」
米「そうなのか、俺はアメリカだぜ!」
陸「そうかいい名前だな」
米「ありがとな、そういえばずっと海の中に入っているけど寒くないのか?」
陸「寒くないぞ」
米「変わった体だな」
陸「そんな事よりカナダが起きそうだぞ」
米「え!?」
加「う~ん…」
米「カーナーダー!」
加「うわ!どうしたの兄さん?」
米「お前目を覚まさなかったんだよー!」
加「そうなの?心配かけてごめんね…っていうかそこの男の子は誰?」
陸「俺の事は陸とでも言ってくれ」
米「陸がお前を助けてくれたんだよ」
加「そうなの?ありがとう!」
陸「いや、体が勝手に動いたんだ」
加「それでもありがと!」
陸「どういたしまして」
米「よし、じゃあ改めて出発するぞ!」
加「うん!」
米「なあ、陸」
陸「ん?なんだ?」
米「俺達と一緒に来てくれないか?」
陸「いいのか?迷惑になるぞ?」
米「別にいいさ!カナダを助けてもらったんだから俺、そこそこ強いから守れるよ!」
陸「分かった、同行させてもらうよ」
米「やったー!」
加「はしゃぎ過ぎだよ」
米「ごめん」
英国…お前の子供は本当に明るくて良い子だな
STORY3
END
楽しんでいただけましたか?
それではまた次回