『』いふくん
「」その他の人
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「ねぇ、そろそろ遊ぶの辞めたら?」
転校してきてから約4ヶ月がたった頃
この学校来てからの2番目に出来た友達のりうらにそう言われた
『…なんのこと?』
俺はスマホをいじりながらそう答える
「内藤くんのこと」
『……』
俺が無視してそのままスマホをいじってるとりうらにスマホを没収される
『あ”ッ…ちょ…!!』
「いふまろ、お前やってる事最低だからな?」
『…っせぇなぁ』
明らかに不機嫌そうに俺はどかっと椅子に座る
そんな俺を見てりうらはため息をつきながら
「あのね、内藤くんはまろの事が好きなの、別にその気持ちに答えろって言ってるわけじゃないの。そーやって人の恋心で遊ぶのをやめろっていってんの!」
『なに?急に振ればええんか?』
「…そーじゃなくて…」
「まろがよくやってる内藤くんの反応を見て遊んでるアレ、本当にやめた方がいいよ…?あんな距離近くで接されて…勘違いしててもおかしくないからね」
『ふーん…ま、告白されてもちゃんとバッサリと振るし、大丈夫やろ』
「ほんと…最低だなこいつ…」
『あ?返事先延ばしにして遊ぶよりええやろ』
「ほんと…内藤くんが可愛そうでしかたないよ…」
だって、しょうがないじゃないか
有名人でもなんでもないの好意を持ってない人間から好意を持たれるものほど気持ち悪いものなんてない。
てゆーか、あんなにチラチラ見られてたら気にしないようにしようとしても気になるわ…怒らんだけ優しいやろ…?
「…そのうち“自称彼氏”が怒ってきそ〜…」
『自称彼氏…?』
「あれ、知らない?内藤くんの自称彼氏」
『知らんわ…てか、聞いたこともないわ』
「ほら、あの白い髪の子」
……あー、あいつか…
…そーいえば3ヶ月前に絡まれたな
「その顔は…なんか言われたなお前」
『…好きちゃうんなら関わらないで貰ってもええですか?って言われたわ』
「ははッw しねとか言われてるのかとww」
『それは最低過ぎるやろ』
「ブーメランだな」
『は?』
「ん?」
…こいつ、生意気になったなぁ…💢
コメント
4件
あわぁ……これは読みがいがありすぎて飽きません……
青くんが桃くんのことを遊んでる ってとこがおもしろいですよねぇ… ほんとに話の進め方がうますぎる… さすがおとうふ様でございます✨ 続きめっちゃ気になる~っ! 楽しみに待ってます!!
やっぱ白くん桃くんが好きなのか~...くぅ...尊い♡赤くんこのままいい感じに誘導して青くんに桃くんのこと好きにさせちゃってください((神作ありがとうございました!!