テラーノベル
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こつこつ、2つの革靴が響く、湿ったい通路。
悲鳴は、あちらこちらから聞こえるわけではなかった。
が、少なくとも、みな、心の中では弱音を吐いているはずだ。
「 こちらです。」
司会は礼儀正しく、一礼をし、ドアノブに手を掛ける。
こつ、革靴を1歩進めた先は、さっきの少女が座っていた。
「 商品を確認してください、… もう貴方のものですから。」
… なんという甘美な響き、「貴方のものですから」。
俺は司会にぎり、と視線を向け、また少女に方に視線を向ける。
少女の目にハイライトは無くて、唇をぎゅ、と結んでしまう。
そして俺らしくない声掛けをする。
「 もう大丈夫だからね、」( コソッ )
「 …… っ! 」
自分も驚くくらい優しい声色で、少女を慰める。
こつ、革靴が離れていく音がする。
今しかない … 。
「 ごめんね。」
「 … ? 」
ばっ、と少女の目を隠して、カチャ、と腰のところから銃を出す。
「 何をして … !! 」
司会の困惑の声を共に、俺は迷わず標準を合わし、トリガーを引いた。
「 うるさい。」
バン、と銃弾が司会の脳を撃ち抜くと、ピロピロピロ!! 増援を呼んでるようだ。
… ちっ、と舌打ちを打つ衝動を抑えて、僕は少女をひょい、と持ち上げて、少女の取って鳥籠のような空間に俺は少女の足になってあげたのかもしれない。
主から
毎日投稿9日目!! 最近まだコメ返出来てない … !!! 後で本当にじっくり返します (T^T)
コメント
1件
待って待って……好きすぎる(( いつかちゃんの作品みたら毎回のように口角上がって……頬が緩んじゃう……w((( 表現が心に刺さる……(T^T)