注意
・ 一部原作と違うとこ〇
・口調迷子
・夢主が〇〇です
「」▷〇〇
『』▷ 他
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〇〇 「 ... はい? 」
これは空耳だろうか。それとも幻聴?
目の前のクロヒョウもとい青峰大輝はありえないことを口にした。
青峰 『 俺と交換ノートしねぇか 』
そう。大型犬に続きクロヒョウも交換ノートをしたいと言い出したのだ。
私をはめようとしているのか … ?
こんな偶然はありえない。それにクロヒョウとはそこまでの仲ではないのだ。
私は了承しようか迷い断ろうとしたが好きな物を奢るという提案をされ仕方なく了承をした。
なので私はノートを2冊掛け持ちすることになったのだが ...
〇〇 「 めんどくさ … 」
ただでさえ初めての交換ノートなのに一気に2つ掛け持ちをするなんて。
こんなの毎日書くのと同じじゃないか。
なので今日はクロヒョウとの交換ノート。
( +今日黄瀬君から貰ったノートも )
青峰との交換ノート
「 青峰君と交換ノートをするなんて思ってもみなかったけどやるからにはちゃんとやるね。あと昨日はありがと。よく寝れたよ 」
多少黄瀬へのノートと似てはいるが、まあ最初はこんなもんだろうと私はノートを閉じ、2冊目のノートに取り掛かる。
黄瀬との交換ノート
大型犬との交換ノートの末こんな返事が書かれていた。
「えー!マジっすか!?
オレの誘いで緊張させちゃったとか、ちょっと照れるっス~!
でも、交換ノートってなんか青春っぽくて楽しそうじゃないっスか?
オレ、こういうのめっちゃ好きなんスよね♪
てか、教科書貸してあげたんスか?
優しいなぁ!さすが〇〇っち!
もしオレが忘れたら絶対貸してくれるっスよね?笑
ていうか、オレのことだけ特別扱いしてくれてもいいっスけど?」
〇〇 「 返事がすごく長い…笑 でも、 」
読んでいてとても楽しい。なんだか大型犬にしては丁寧な返事だなとも思った。
あと「〜ッス」は黄瀬の口癖だがノートまでこれとは思わなかった。(LINEでもスは付ける)
そして次のページには大型犬の今日の分が書かれていた。
「んじゃ、オレも今日のこと書くっスね!
今日の部活の練習、めっちゃキツかったんスよ
でも〇〇っちに交換ノート書くって思ったら頑張れたんス♪
そういえば授業中に〇〇っちが真剣にノートとってるの見て、なんか可愛いなーって思ったっス。
あ、これ書いたら怒られるかな?笑
でも せっかくだし本音も書かないとっスよね!」
可愛いと初めて言われた〇〇は少し頬が緩みゆっくり丁寧にノートを書き始めた。
「 部活の練習キツかったんだね。
交換ノートの為に頑張るって何それ笑
黄瀬君らしくていいね
授業に集中しなさい!笑
あと、可愛いって初めて言われた。ありがと
私は今日青峰くんのせいで授業に遅刻して怒られたよ泣
あ、怒られてるとこ見てた?
廊下で立ってて眠い時青峰君が寄りかから
せてくれたから一眠りはできたし感謝した
やっぱりバスケ部って結構ガタイいいよね 」
大型犬よりは短いがまあいいだろう。
その日はもう眠気が限界まで近づいていたのですぐに落ちた。
***
翌朝
頭がぼーっとするもしっかりノート2冊を鞄に入れて学校へ向かう。
チャイムギリギリに教室に入ると早速大型犬がやって来た。
黄瀬 『 おはようッス!〇〇っち! 』
〇〇 「 ん… おはよ。はいこれ 」
黄瀬 『 書いてきてくれたんスね!嬉しいッ
ス!』
朝からハイテンションの黄瀬とは対照的に眠そうな〇〇。
2冊のうち1冊を黄瀬に渡し、椅子に座る。
それに続きクロヒョウがやってきたので
〇〇 「 青峰君。はいこれ 」
とノートを渡す。クロヒョウは 「おう。」とだけ言い受け取った。
それからホームルームが終わり、授業、昼休みとなったとき〇〇は大型犬とクロヒョウに呼び出されたのだ。
〇〇 は何かしたのかと考えながらも指定された場所へ向かう。
そう。〇〇はやらかしてしまったのだ。
朝に弱い〇〇は何も確認せず交換ノートを2人に渡した。
おまけに2人とやっている交換ノートはそっくりなノート。
いや同じだったのだ。
中身を確認せず2人に違うノートを渡してしまった〇〇は当然中身を見られてしまう。
(青峰に渡したノートは黄瀬との交換ノート
黄瀬に渡したノートは青峰との交換ノート)
クロヒョウと大型犬はそれで呼び出したのだ。
そうとは知らずに呑気に行く〇〇はどうなるのだろうか。
👋🏻
コメント
3件
2人と交換ノート…、?青春すぎるっ!🫶🏻🫶🏻 ノートまでっスがついてんのどんだけ可愛いんだよ 返しミスの反応がドキドキすぎて寝れないかも…🤦♀️