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死黒りおん
11
Elu
1,787
――ドンッ!!
爆発音。
四季は瓦礫の向こうへ吹き飛ばされた。
四季「……っ、ぁ……」
地面に落ちる。
起き上がろうとして、手をついた。
けれど――力が入らない。
胸元には、丸く抉られたような大きな傷。
息を吸う。
四季「……っ、は……」
空気が入ってこない。
仲間の声は、もう聞こえなかった。
きっと先に行ったのだろう。
四季「……誰も……いねぇのか……」
返事はない。
四季は壁に背を預ける。
四季「……はは……」
こんなところで。
誰にも知られず。
誰にも見つけてもらえず。
死ぬのか。
四季「……今……」
震える手を伸ばす。
けれど、何を掴むこともできない。
四季「……今いくぜ…父さん……」
その瞬間。
ふっと、身体から力が抜けた。
伸ばした手が、地面に落ちる。
――静かになった。
数分後。
誰もいない瓦礫の陰で、四季は一人で死んでいた。
医務室の扉が開いた。
運び込まれてきたのは、四季くんだった。
俺はいつものように、状態を確認しようと近づいた。
京夜「四季くん?」
返事がない。
手首に触れる。
冷たい。
脈がない。
呼吸もない。
瞳孔を確認する 。
……もう、何をして も戻らない。
京夜「…………」
四季くんは死んだ。
頭では分かっている。
医者としてなら、そう判断するしかない。
なのに。
手を離せなかった。
京夜「……おかしいな…」
頬に触れる。
京夜「昨日まで、普通に喋ってたじゃん、 」
返事はない。
京夜「俺のところに来て……『また怪我した』って笑ってたでしょ?」
もちろん、返事はない。
それでも話しかける。
京夜「……起きてよ、四季くん」
静寂。
京夜「俺…四季くんのこと好きなんだよ?、今でも…」
俺は小さく笑った。
京夜「大丈夫」
自分に言い聞かせるように。
京夜「大丈夫だから…」
四季の髪を撫でる。
京夜「俺が治すから」
もう治せない。
そんなことは、分かっている。
それでも。
京夜「……誰にも渡さない」
四季の手を握る。
京夜「死んだって、俺の患者だ」
口元だけが、ゆっくり笑う。
京夜「だから……ずっとここにいてよ」
四季は何も答えなかった。
そのことだけが、どうしようもなく気に入らなかった。
四季が死んだ。
そう聞かされた瞬間、零は笑った。
零「……嘘だ…」
医務室へ向かう。
そこに四季がいた。
眠っているみたいだった。
零「……四季」
返事はない。
零「起きろよ…」
頬に触れる。
冷たい。
零「なぁ……四季」
何度呼んでも、四季は目を開けない。
零の指が震える。
零「……俺、お前のこと好きだったんだぜ?」
零「恵眞が死んでから、お前の笑顔だけが…お前だけが心の支えだった…」
零「ちゃんと…ちゃんと気持ち伝えるから…」
零「だから……置いていくなよ…」
静かな医務室。
零は四季の手を握った。
零「……なぁ…」
その手を、自分の頬に押し当てる 。
零「四季がいないなら……俺、どうすればいい?」
答えはない。
それが怖くて、零は笑った。
零「……大丈夫…」
自分に言い聞かせる。
零「四季はここにいる」
ぎゅっと手を握る 。
零「ずっと俺の隣にいるよ」
そして零は、四季の手を離さなかった。
四季が死んだことを認められないまま。
私天才だと思うんですよ((殴☆
ヤンデレとメンヘラが受けを…ぐ腐腐…
マジで天才秀才奇才鬼才ってかんじ(←は?)
一応「きょうしき」と「ひだしき」なので
夜露死苦お願いします。
てかこの作品3週間前ぐらいから用意してたから投稿できて嬉しい。マジ見てくれた人愛してるわ。
そんでこちらは投稿頻度クソでございます。
(気分で投稿するので)
それでも良かったら今後とも夜露死苦お願いいたす。
コメント
20件
いや、うんまって、普通に天才よ貴方👏もっと自信もって
第1話、読ませていただきました…! 冒頭の四季くんの孤独な最期がすごく胸に刺さりました。「誰も…いねぇのか」って言葉、静かに響きましたね。 そして医務室での京夜さんと零さんの、それぞれの"受け入れられなさ"が痛々しくてでも惹きつけられました。特に京夜さんの「死んだって俺の患者だ」って台詞、ヤンデレの狂気と執着がぎゅっと詰まっててゾクッとしました…。 続き、すごく気になります…!