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涼香は落ち着きを払って立ち上がった。
「常務。そのログデータは、改ざんされた可能性があります。確認のため、全データと照合しませんか?」
黒崎は余裕の笑みを浮かべるが、涼香は言葉を続ける。「念のため、全データは、別の場所にお保管してありますので、本物と捏造、どちらかすぐにご確認いただけますよ」
涼香の言葉に、黒崎の顔から血の気が引く。まさか、自分の仕掛けた罠を、この女が知っていたのか?涼香の言葉通り、本物のデータが残っていることが明らかになり、黒崎の計画はあっけなく不発に終わる。最初のスカッと展開だ。
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