こんにちは!カンヒュ好きです!
前回の話、300いいねありがとうございます!
見てくださった方、いいねをしてくださった方ありがとうございます!
露日ですので、苦手な方は注意⚠です
それでは、どうぞ!!
バンッ!
大きな銃声が俺の耳を揺さぶった
日本「ロシアさん!!」
ばっ
撃たれそうになった俺を日本が庇った
その玉はちょうど日本の頭辺りに当たって頭を貫通した
日本「ゔぁ 痛っ頭が」
モブ「チッ外した」
タッタッタッ
日本を撃ったであろう男がその場から逃げ出すかのように去っていった
だがそんな汚物俺の目にも写っていなかった
露「日本!」
その場に座り込んでいた日本の肩を何回も揺さぶった
意識が切れそうになっているのか1つ1つの呼吸が荒く、かすれていた
俺のせいだ、世界から命を狙われる様な俺が、大切な人なんか作るから
今1番辛いのは日本だから、必死に歯を食いしばった
涙を見せないように、最後まで弱いところを見せないように
日本は優しいから、不安にさせたくないから
でも無理だった。まぶたから涙が耐えなく溢れ出てきて止まらなかった
俺が泣いている事に気が付いたのか、
日本は震える手で俺を抱きしめた
日本「ロシア、さん泣かないでください、私は、貴方に、生きて欲しくて庇ったのに、貴方が笑顔じゃないと、悲しいですよ」
露「どうしてだ?何でそんなに優しく出来るんだ?俺のせいでお前は、お前は….」
死ぬんだぞ?
日本「….死んだっていいですよ」
日本「貴方が幸せになれるのなら」
露「….」
日本「ロシアさん、あの時の話、覚えてますか?」
(回想シーン入ります☆)
↓↓↓
露「日本の国花ってお前そっくりだよな」
日本「そうですかね….桜、そんなに合ってますか?」
露「合ってる」
日本「ロシアさんの国花も素敵だと思いますよ」
露「ひまわりだそ?どう考えても似てねぇだろ」
日本「きっと素敵な理由があるんですよ」
露「そうか?」
日本「理由、分かりましたよ」
日本「ひまわりは、貴方の笑顔にそっくりなんです」
露「笑顔?」
日本「貴方はよくしたを向いていますよね、けど、顔を上げて元気に笑う貴方は、どんな時よりも美しい」
日本「ひまわりも同じでしょう?」
ポロポロ
次第に日本の目にも涙が浮かんでいた
そうやって、人の為に涙を流せるところが好きだよ
何の取り柄もない俺のいい所を見つけてくれるところ、誰にでも、道に咲いている花にもでも優しくできるところも、言われたら断れないところも、料理を美味しそうに食べるところも全部全部、
露「大好きだよ」
日本「私に愛をくれてありがとうございます」
日本「私を好きでいてくれてありがとうございます」
日本「でも、もう息をするのも苦しいんです」
日本「貴方ともっと話していたい」
日本「貴方に触れたい」
日本「けどもう、その願いはかないっこないです」
日本「だから、だから最後に私の願いを、聞いてくれますか?」
露「….何だ?」
“幸せになってください”
日本「ニコ」
そう言って日本は、笑顔のまま、
事切れた
露「ゔっ」
ああああああああぁぁぁ
我慢していた涙が溢れ出した
もう、どれだけ好きと叫んでも、この声が日本に届く事は無い
冷たくなった日本を抱きしめた
あの時の温かさがどこかに行ってしまったかのように冷たかった
幸せになんてなれない
日本が居ないこの世界に幸せなんて無い
こんなに辛いなら出会いたく無かった。
けど、日本と出会わなければこの幸せは感じれなくて、日本の優しさも知れなかった
世界とは残酷で本当に酷い物だな
露「俺の笑顔がひまわりみたい、か嬉しかったよ」
露「けどな、日本、」
ひまわりは、太陽なしでは輝けないんだ
露「俺はもう輝けない」
俺を輝かせてくれてありがとう
俺の太陽
終わり
いかがだったでしょうか!
悲しい系だい2弾なんですが、泣けましたか?
好評だったら次も作ろうと思います!
それでは!
コメント
12件
めっちゃ泣いた。。゚(゚´Д`゚)゚。
またもや私の目から滝のように涙が出続けてますッッ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 悲しい最後だけれど、日本はロシアに命をあげてもいいほど愛していたし、ロシアもたった1人こんな自分を愛してくれた日本がたまらなく好きだったと…っ😭 日本は桜のよう。ロシアの言葉は当てはまると思います。 愛する人を心配させないように笑顔で綺麗に旅立つ。これがまさに桜で日本だなと🌸 第一話と共に今回も素敵でした✨ またよろしくお願いします!