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9話 香水
昨日るなに言われた通り香水をつけてみた。少しきつい匂いがする。匂いのせいかさっきからなんとなく暑い気がする。
「るな、おはよ。」
「おはよ!あ、香水つけてくれたんだ!」
るなは私を見て笑みを浮かべた。
(あれ、なんだかフラフラする……)
倒れる寸前るなが支えてくれた。
「あ、ごめん…ちょっと暑くて…」
「大丈夫?保健室行く?」
「そうする…」
るなに肩を持ってもらいながら保健室の前まで来た。が、
「先生が、居ない!?え、どうしよう!鍵は空いてるみたいだから一応横になっとこうか! 」
言われるがまま私はベットに横になった。
「ふふっ」
「ん?何か言った…?」
「ううん!なんでも!」
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