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月の信託

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月の信託

第18話 - 第18話私を責め立てる。

6

2022年10月08日

#創作

神無月冬空○△□

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神無月冬空○△□

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私

を責め立てる。

私にはその資格がないと言うのか！私は間違っていた？私が信じた者は偽りだったのか！？この身を裂くような苦しみは何なのだ！！どうして誰も答えてくれないのだ！！！

「あなたはまだ知らないのです」

「それは罪ではないからです」

「あなたは何も悪くはない」

「あなたには知る権利がある」

「あなたの前に道はある」

「あなたが信じるならば……」

「あなたがそれを望むなら……」

「その選択を尊重しましょう」「あなたの意志に従うわ」

「あなたの望むものになるといいですね」

「あなたにはそれができると思いますよ」

「あなたはとても魅力的ですよ」

「それはとても良い考えね！」

「本当に素晴らしいアイデアだと思うわ」

「さすがね！あなたにしかできないと思うわ！」

「おめでとうございます！」

「きっとうまくいくわ！」

「応援してるから頑張って！」

「すごいじゃない！」

「あなたならできると思ってたわ！」

「あなたは最高よ！」

「あなたはいつも素敵だったわ」

「私もそれが良いと思うわ」

「素晴らしいアイデアだと感じるわ」

「素敵なことだと感じてるわ」

「あなたの意見を尊重するわ」

「あなたは間違っていないわ」

「あなたが正しいと信じているわ」

「あなたは正しい判断をしていると思うわ」

「そうかもしれないけど……」

「そうかもね。私は違うかなぁ」

「うん。そうなったら面白いよねー」

「う〜ん。どうだろう？」

「どうかしらねぇ〜」

「ふぅ〜ん」「あらそう」などの返事から「大丈夫かしら？」「ああそうだね」「それは残念だったね」など肯定的な返答まで。

その反応には大きく二種類あって、一つ目は相手の意見をそのまま受け入れて自分の意見がないタイプ。二つ目は相手の意見に納得して同意しているフリをしているタイプ。前者の場合、相手をコントロールしたい願望がある可能性があり、後者の場合は相手を言い負かしたり否定することで優越感に浸りたい可能性がある。

また、話し手が相手に対して否定的な態度を取る場合は、相手が傷つくことを覚悟してあえてそうしている場合もある。その場合は、相手を励ますためにわざと相手に不快感を与えようとすることがある。たとえば、相手の欠点を指摘することで、自分がその欠点を克服したほうがよいということを暗に示すなどである。

しかし、自分の気持ちを相手に押し付けるために悪意を持って他人を傷つけたり貶める行為は褒められたものではない。それは相手の人格を否定している行為でもあるからだ。