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第一章家族の絆

エピソード5

未来とその家族は、アメリカに到着する。

場所はスタンフォード大学の心臓外科病院。その2時間後に手術が始まる。

病室で家族は、今か今かと息を飲む。

ぼくは、未来の手術が上手くいく事を強く願った。

「未来、お兄ちゃんが守るって言ったろ?来年、一緒に小学校に行こうな。」

とぼくは元気付けようという。

「お…にい…ちゃん。がん…ば…る」

と苦しそうに未来が応える。

「家族みんなが未来を見守ってるからな」と父がいう。

母は涙ぐみ、未来を見つめる。

「み…んな」と未来がいう。

「未来(みらい)。どんな未来も乗り越えられるように。自分の運命を切り開いて行けるように。そう未来は乗り越えられる」と父は涙ぐみながらいう。

手術が始まる。

手術は、困難を極めた。あれから何時間が経ったのだろう。朝にアメリカに到着したはずが、外は真っ暗だった。家族は待合室でじっとその瞬間を待つ。手術室のランプが消え、出頭医が出てくる。

「ご家族の皆さん。手術は成功しましたよ。」

家族は安堵を浮かべる。

病室に搬送された未来に家族は駆け寄る。

「未来。頑張ったね。」と母はいう。

ぼくは、涙ぐみゆっくりと天井を見つめる。

父はぼくと母の肩に手をかけていう。

「未来が運命を乗り越えた。神は乗り越えられる試練しか与えない。」

未来は麻酔が効いていて、眠っている。

それから1週間後退院する事となる。

未来がくれたもの

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