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しおしき 〜今日は俺が攻め!〜
今日は週三回の夜の日だ。
ただし、いつもと同じとは限らない。
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家では、あいつが夕飯の準備をしている頃だろう。
そう思うと、足が俄然と早くなった。
玄関までの道を、何も疑わずに急ぐ。
いつもより早い帰宅に、あいつは少し驚くだろうか。
鍵を開けると、部屋の中は静かだった。
夕飯の匂いはするのに、物音がない。
「ただいま」と声をかけると、
少し間を置いてから、「おかえり!」と返ってくる。
その声が、なぜか落ち着きすぎていることにも。
俺はまだ、気づいていなかった。
四季「紫苑さん、疲れただろ?先に風呂、入ってこいよ」
紫苑「ん」
そう言われて、俺は何も考えずに返事をした。
いつも通りの、気遣いだと思ったからだ。
その一言が、
今夜の流れを決める合図だったことも知らずに。
コメント
3件
どんなことをするのかな〜! 今回もめっちゃ面白かった✨ 続きも楽しみにしてるッッ!!

