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奏
西高校に通う高校1年生。家族は4人おり、
三人兄弟の1番上。
部活は剣道をやっている。しっかり者でよくまとめ役を引き受けたりする。
友達の真奈や中学の時から仲のいい隼人
といつも一緒に居る。好きな人がいる
らしいが真奈でも知らないらしい。
僕という一人称だが女子である。
海斗
奏の弟で中学2年生。
部活はバレー部。
紗奈
奏の妹で年齢は5歳。
奏や海斗のことが大好きで、奏のことは
お姉ちゃんと呼び、海斗のことはお兄と
呼んでいる。
隼人
西高校に通う高校1年生。
部活はバスケ部。少しクールな印象だが奏と話す時はいつもよりよく喋る。
奏とはほぼ毎日のように一緒にゲームを
やっていた。
真奈
西高校に通う高校1年生。
奏とはいつも一緒におり、少し能天気。
部活は陸上部で運動神経がとてもいい。
雛田先輩
剣道部の部長で高校3年生。
奏の先輩で、同学年で副部長の久紗と仲がいい。
いつも明るく元気で人をまとめたりすることが得意。
久紗先輩
剣道部の副部長で高校3年生。
雛田とは部活以外でも仲が良く、よく遊んだりしている。
かっこよく誰にでも優しくできて、おしとやかな性格のため奏が憧れている先輩でもある。
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〜どこかの公園〜
もうすぐで帰らなければならない時間になる。
帰る準備をし、彼と別れようとした。
「そろそろ帰ろっか。そっちも早く帰らないとでしょ?」
しかし彼はなにか言いたそうな目で僕のことを見ていた。
「なに?まだ帰らない?」
「そうゆう訳じゃないんだけど…」
「じゃあなに?」
「あのさ自分………」
奏 〜自宅にて〜
うるさく鳴る目覚ましの音で目が覚めた。
まだ眠い目を無理やり開けて学校の準備をする。
制服に着替えてカバンを持ち部屋を出ようとした時……
「お姉ちゃーん!!!」
紗奈が廊下を走ってこちらに向かってきた。
紗奈は5歳になる僕の妹だ。
「?……うゎぁ?!」
「おはよう!お姉ちゃん!」
思い切りタックルされたみぞおちを抑えながら
「お……おはよ…」
「朝ごはんできてるよ!早く食べよぉ!」
「う…うん……」
そう言われ紗奈に引っ張られながらリビングへと向かった。
奏 〜リビングにて〜
「やばい遅刻する!靴下どこ?!」
そこには海斗が急いで準備をしているとこだった。
海斗は中学2年生の弟だ。
友達と待ち合わせをしているらしく、かなり慌てている。
僕は海斗に
「また友達に迷惑かける気?」
「お兄また慌ててるー」
「違うよ!寝坊したんだよ!」
「それを迷惑かけてるって言うんだよ?」
「目覚ましが鳴らないのがいけないんだよ!」
「それもあんたのミスでしょうが」
「うぐっ……」
「それより時間大丈夫か?」
そう言うと海斗は思い出したように慌てふためき
「やばい!そうだった!行ってきまーす!!」
「お兄行ってらっしゃーい!」
「行ってらー」
「…そうだ!今日部活あるから帰り遅いから!」
「了解ー」
時計は7時30分を指している。
8時頃に家を出れば間に合うため、まだ余裕はある。
ご飯を食べ終え家を出ようとした時、母親から
「今日は仕事が遅くなるかもしれないから、家の事お願いね。」
「はーい」
「ありがとうね。」
「それじゃあ行ってくるね!」
「行ってらっしゃい!」
自転車に乗り学校へ向かっていると、後ろからものすごい速さで向かってくる自転車がいる。
僕の横に追いつくと
「おはよぉ!奏!」
「おはよー!朝から元気だな」
「えへへ〜」
この子は友達の真奈だ。
同じクラスでいつも一緒にいる。
運動神経がよく、朝僕のことを見かけると全速力でこちらに向かってくる。
「今日は数学の小テストがあるんだよね?」
と言うと真奈は驚いた様子で
「え…?!」
「え?」
「数学小テストなの?!」
「そうだよ?昨日先生言ってたじゃん?」
「聞いてなかった!」
「何やってんだよ笑」
「頑張れば何とかなるかー笑」
「まぁ頑張ってな!」
真奈は少し能天気というかお転婆なとこがある。
そうゆうとこが僕は可愛いと思うが。
奏 〜教室にて〜
教室に入った時友達の隼人がこちらへ向かってきた。
「おはよー!」
「おはよ」
隼人は中一の時に同じクラスでお互いゲームが好きなこともありそこから仲良くなり、今では欠かせない大切なゲーム友達だ。
元はそのクラスのゲーム好きが集まり10人くらいでLINEでやり取りしながらゲームをしていたが、僕らはその中でも特に仲良くなり異性だが今でも仲がいい程だ。
「今日はなんのゲームする?」
僕は隼人にゲームを誘われたが
「ごめん!今日部活があるから明日ならできる!」
剣道の部活があったため仕方なく断ることにした。
「そっかぁー。じゃあ明日やろ!」
「了解!」
すると隼人はいつもどうり
「今日一緒帰らない?」
「いいけど…?でも部活があるよ?」
「自分も部活があるからどうせ帰る時間一緒なんだよ」
「じゃあなんでゲーム誘ったの?」
「んー…。もし奏が部活なかったら部活サボって一緒にゲームしようと思って☆」
「部活サボるなよ笑」
「奏とゲームするの楽しいしさ?部活サボる価値あるよね☆」
「そ…そっか笑」
「そろそろ先生来るんじゃない?座っとく?」
「そうだな。じゃあまたね」
僕は自分の席へ向かった。